子育て情報『意外と知らない赤ちゃんの髪と頭皮のケア!赤ちゃんにシャンプーは必要?』

2020年7月11日 21:00

意外と知らない赤ちゃんの髪と頭皮のケア!赤ちゃんにシャンプーは必要?

 

【1】最初に髪や頭皮をお湯で流して、しっかり濡らしておきます。

【2】熱過ぎないお湯(38〜39度)で、洗うときは泡を作り、頭全体を包み込むようにやさしく洗うようにして、爪をたててゴシゴシこすったり洗いすぎには気を付けましょう。できるだけ摩擦が生じないことを意識するといいでしょう。

【3】シャンプー後には、しっかりとすすぐことが大切です。すすぎ残しはかゆみや皮脂づまりといった頭皮トラブルのもとになります。爪をたてたりして刺激を与えないように注意して、しっかりと洗い落としましょう。

皮脂が多く黄色くかさぶたのようにこびり付いている場合は、お風呂に入る30分程度前にベビーオイルなどをつけてふやかして、シャンプー時に爪などでひっかけないように優しくはがすようにします。

赤ちゃんにはリンスやトリートメントは不要です。
しかし、赤ちゃん用や子ども用のシャンプーは髪がパサつきやすいので、髪が長くなったり、パサつきや傷みが多くなってくるようであれば、頭皮部分の根元を避けた毛先の部分にだけトリートメントをつけて髪に栄養を与えるようにしてあげます。

ドライヤーについては、熱は薄い頭皮に刺激が強いので、赤ちゃんのころは避けるようにしましょう。タオルドライ後に自然乾燥が基本です。年齢というより、髪の量などによりますが、乾くのに時間がかかってしまうようになってきたら、ドライヤーを弱い温風や冷風で遠くから短時間当てるようにしましょう。

赤ちゃんや小さいお子さんは、よく頭に汗をびっしょりかいていることがあります。清潔に髪や頭皮ケアをして、暑い夏の時期でもトラブルなく過ごせるといいですね。

<参考>

MSDマニュアル プロフェッショナル版 / 14. 皮膚疾患 / 皮膚炎 / 脂漏性皮膚炎

作画/はたこ

監修者・著者:助産師 国際ラクテーションコンサルタント・おむつなし育児アドバイザー 榎本美紀
2001年に助産師免許取得後、杏林大学医学部付属病院・さいたま市立病院・順天堂大学練馬病院の勤務を経て、2013年に埼玉県さいたま市に訪問型の助産院「みき母乳相談室」を開業。病院勤務での経験を元に、母乳育児支援の国際ライセンスである国際ラクテーションコンサルタントとして、地域の母乳育児を支援。

関連記事
新着子育てまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.