1人目とは全然違う!?2人目の妊娠出産で準備しておいたほうがいいこと
予定の帝王切開、無痛分娩などで予定入院の場合でも、破水や陣痛が予定より早く来たりして突然入院になることもありますので、想定しておくことが大切です。
産後入院中〜産後1カ月ごろまで
上のお子さんの預け先を決める上で、慣れない相手だとお子さんだけでなく預け先も大変なことがあります。パパが育休をとる場合には、事前にお子さんとパパだけの2人の時間をつくって、寝かしつけやごはんをあげる機会などを積極的に設けるようにしましょう。両親や義両親の場合は、できるだけ会う時間をつくったり、ママがいない状態で何回か過ごしてもらったりして慣れていくようにしましょう。
サポートが少ない場合は、妊娠中〜産後に一時的に保育園に預けられることもできますので自治体に相談してみましょう。産後は、体調の回復が思うようにいかないこともあります。一人で頑張ろうとせずに、できるだけサポートをしてもらうように準備して、産後の体調を見ながら再度調整されると安心です。
妊娠経過や産後の回復などは、1人目と同じではないこともありイメージしていたよりも大変になることもあります。
また、上のお子さんも赤ちゃん返りなどでいつもより手がかかることもあり、その中での新生児の育児は身体的だけではなく、精神的にも負担があるかもしれません。妊娠中から、新しい家族を迎える準備を家族みんなでできるといいですね。
監修者・著者:助産師 国際ラクテーションコンサルタント・おむつなし育児アドバイザー 榎本美紀
2001年に助産師免許取得後、杏林大学医学部付属病院・さいたま市立病院・順天堂大学練馬病院の勤務を経て、2013年に埼玉県さいたま市に訪問型の助産院「みき母乳相談室」を開業。病院勤務での経験を元に、母乳育児支援の国際ライセンスである国際ラクテーションコンサルタントとして、地域の母乳育児を支援。訪問時の相談は多岐にわたり、おむつなし育児アドバイザーとしてトイレトレーニングなどの相談も。一児の母。
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