危なかったー!「いつもの」の生理前不調の影に意外な事実発覚【体験談】
腹痛、眠気、イライラなどの生理前の不調……。「ああ、またいつものか」と毎月うんざり。けれど、こんな不調が、私の場合、実は生理のせいじゃなかったことがありました。そんな私の体験談を紹介します。
ストレス&疲れで、生理が遅れる「いつもの」現象
当時、私は27歳。結婚式と新婚旅行を無事に終え、数カ月がたったころでした。
私は、朝から夕方まで正社員として働く仕事と慣れない家事の両立で、疲れが溜まっていました。仕事でイライラすることも多く、ストレスで生理が数日遅れるなんてこともよくあって……。
そのときも、予定より数日生理が遅れていました。
「疲れも溜まってるし、また遅れてるな……。でも、いつもの生理前の下腹部痛もあるし、近いうちにやってくるだろう……」と、あまり気にしていませんでした。
薬を飲もうとした私を見て、先輩がひと言…
そんなある日、仕事中になんだか気分が悪くなり、早めに休憩に入らせてもらうことに。それまでも、たまに気分が悪くなることがあり、ただ、少し休めばよくなっていました。
ところがその日は、なかなか回復せず、しばらく休んでも気分が悪いまま。少しずつ吐き気も出てきました。「いつもより調子悪いなぁ。
疲れてるからかなぁ」と、吐き気止めを飲もうとしていた、その時です。
そんな私の様子を見ていた職場の先輩が、私の手を止めて言いました。
「もしかして、妊娠してるんじゃない? 薬はやめといたら?」
「思い込み」で、自分ではサインに気づけなかった
私は、「いやいや、いつもの生理前の腹痛があって、今にも生理が来そうな感じだから、妊娠はないはず…」と思いました。
でも、「可能性がゼロじゃないなら、薬は一応検査してからにしなさい!」と、先輩が強くアドバイス。私は、先輩がそんなに言うなら…と、それに従うことにしました。
すぐに近くの薬局で妊娠検査薬を購入し、チェックしてみました。すると、結果はなんと陽性! まさか自分が妊娠しているとは夢にも思っていなかったので、私は本当にびっくり! と同時に、薬を飲んでいなくて本当によかった…とホッとしました。
よくよく振り返ってみると、吐き気が普段とは違って強いなど、妊娠のサインがあったのですが、ついつい「いつもの」