2020年10月31日 07:30
頻繁におこなうまばたき!子どものチックの対応方法や受診の目安とは
日常生活に支障が出ていなければ、しばらく様子を見ることが多いです。チックはほとんどの場合、半年か1年以内に消失、または目立たなくなります。1年以上チックが見られる、運動性・音声チック両方の症状が1年以上見られるときには、場合によって薬物療法をおこなうこともあります。
チックの出やすさはもともとの脳の仕組みによると言われ、予防できるものではありません。子どもを見て「これってチックの症状かも?」と感じたら、まずはかかりつけの小児科に相談を。多くは1年以内には消失するとされているので、神経質になりすぎないことも大切です。親としてチックの症状を見ると心配してしまうと思うのですが、友達からいじめられるということはほとんどありません。親御さん自身もストレスをためすぎず、リラックスした家庭の雰囲気を作って見守ってあげてください。
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著者:本間勇気
監修者:医師 医療法人アドベンチスト会東京衛生病院 小児科医師 保田典子 先生
医療法人アドベンチスト会東京衛生病院小児科医師。株式会社メドイース代表取締役。2003年筑波大学医学部卒業、国立国際医療センター、大阪市立総合医療センター小児循環器内科勤務を経て、2014年東京女子医科大学大学院博士課程修了後現職。小児科専門医。一般診療、小児循環器診療に加えて、漢方治療や発達相談にも対応している。
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