子育て情報『乳児湿疹の悪化にも!?意外と知らない赤ちゃんの正しいスキンケアって?【専門家】』

2020年10月15日 14:30

乳児湿疹の悪化にも!?意外と知らない赤ちゃんの正しいスキンケアって?【専門家】

症状がひどい場合はステロイド外用剤を使うこともありますが、軽度な湿疹であれば、日々のスキンケアの改善や保湿剤だけで皮膚の状態が改善できることもあります。

■予防効果も期待できる対処方法
乳児湿疹は、赤ちゃんの肌を清潔に保たれていないということも原因としてあげられます。また、乾燥の予防が目的の保湿剤の量が十分でなく、日々のスキンケアも正しくできていないことも乳児湿疹が起こる原因と考えられています。

それぞれ正しい方法をマスターし、症状の改善や予防を心がけることが大切です。

<赤ちゃんの肌の洗い方>
赤ちゃんの肌を洗うときのポイントは、次の7つです。

・せっけんはよく泡立て、やさしく手で洗う
・洗い残しやすい部分を意識して洗う
・せっけんをしっかりと流す
・お湯はぬるめ
・水分は押さえるようにしてふく
・脇や首などは伸ばして洗うようにする
・長湯はしない

固形のせっけんの場合、泡立てネットなどを使用してよく泡立て、キメの細かな泡を作ったら、肌を泡でくるむように洗っていきます。洗い残しやすいおでこの生え際、後頭部、鼻、耳の周り、首回り、四肢のくびれやしわ、手の指先などは特に丁寧に洗いましょう。

低刺激なせっけんを使っていてもきちんと流せていなければ、湿疹の原因になってしまいます。
洗ったあとは、お湯で泡をきれいに流しましょう。お湯は、熱すぎると刺激となり、余分な皮脂まで落としてしまうため、39度前後のぬるめのお湯でしっかりと流すのがポイントです。

水分が残っているということも湿疹の原因になることがあるため、洗い終わったあとも肌を傷つけないようゴシゴシせず、タオルでやさしく押さえるようにしてふきましょう。

<保湿剤を塗るタイミング>

医師から指示があれば指示に従って塗る必要がありますが、特に指示されていない場合は、着替えのタイミング、濡らしたガーゼタオルでやさしく汚れをふき取ったあとや入浴後に塗るのがおすすめです。 

<保湿剤の塗り方>
赤ちゃんの肌は大人の肌よりも薄いため、少しこするだけでも刺激となります。保湿剤を塗る際は、すりこむのではなく、やさしく伸ばすイメージで塗っていきましょう。

<生活環境や衣服>
生活環境や着ている服がかゆみや湿疹を助長してしまうことがあるため、日常生活においては次のことに気をつけましょう。

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