5人家族、食費節約じょうずさんが伝授! 大根丸ごと1本使い切りテク
15歳、11歳、6歳の3児のママである野口ゆかさんは、5人家族でありながら、なんと月3万円の食費でやりくりしています。今回は、食費節約ワザの中から、「大根1本使い切りテク」をご紹介します!
「大根を丸ごと1本買っても使いきれない」「大根のメニューがマンネリ」という人必見です!
買ったらすぐに昆布だしで茹でる
今の時期、大根が旬でお手ごろになると、野口さんは丸ごと1本買ってじょうずに使い切っています。まずは下ごしらえがポイント。大根を丸ごと1本昆布だしで煮ておくそうです。こうすることで、いろいろな料理にアレンジがきくのでとっても便利なおかずの素になってくれます。
あらかじめ柔らかく煮ているので味の浸みこみだって早い! 時短料理の強い味方になってくれます。
~材料~
・大根1本
・米のとぎ汁適宜
・水だし昆布水
~作り方~
1.大根は幅2~3cmの輪切りにし厚めに皮をむき面取りして、片面に十文字に切り込みを入れる。
2.鍋に1の大根を入れ米のとぎ汁を被るぐらい入れて中火にかける。
沸いたら少し火を弱め(弱めの中火ぐらい)竹串がすーっと通るぐらいになるまで茹でる。
3.ざるに上げて流水でぬめりをとるように洗い、再び鍋に入れて、水だし昆布水を昆布ごと入れて(ひたひたに)中火にかける。
沸く手前で少し火を弱めて(弱めの中火ぐらい)10分ほど煮てから火を止める。
*昆布水が無い場合は、10×10cmぐらいの昆布を2枚ほど入れるといいですよ。
4.冷めるまでそのまま放置し、冷めたら保存容器に汁ごと入れて、蓋をし冷蔵庫で保存する。
冷蔵庫で3日程保存できるそうなので、いろいろなレシピで食べ切りましょう!
冷蔵庫にあるもので完成!「おでん風」
まずは、寒くなってくるこの時期にうれしい「おでん風」レシピをご紹介します。たくさんの具材で作るおでんもおいしいけど、冷蔵庫にあるもので作るのも十分においしいと野口さんもお気に入りのメニュー。だし汁に大根の茹で汁を使って、余すことなく使い切りましょう!
~材料~
・大根1本
・さつま揚げ2枚
・だしがら昆布
★昆布だし煮で使用したもの
・イカ(冷凍庫に残っていたものを入れました)
<煮汁>
・茹で汁300ml
・酒大さじ1
・醤油大さじ3
・砂糖大さじ2
~作り方~
1.鍋に昆布だし煮大根とだしがら昆布を入れて、浸るぐらいの茹で汁(300mlぐらい)を加える。
煮汁の調味料も入れて火にかける。
2.沸いたら適当な大きさに切ったさつま揚げやイカも加える。
3.落とし蓋をして中火で大根がいい色になるまでコトコトと煮る。
火を止め、そのまましばらく置いたら完成です。
子どもも大好き!「マーボー大根」
下ごしらえ済みの大根を使って作るので、味の浸みもとても早くてラク。ゴロゴロとした大根がとってもおいしい! この時期のあんかけは、体がぽかぽかするのもうれしいですね。作り方はマーボーなすとほぼ一緒です。たまにはマーボー大根も新鮮でいいかも♪
~材料~
・昆布だし煮大根適量
・豚ひき肉150g
・甜麺醤大さじ1
・生姜(すりおろし)小さじ1/2
・にんにく(すりおろし)小さじ1/2
・水溶き片栗粉(片栗粉大さじ1と水大さじ2)
<合わせ調味料>
・湯150ml
・鶏ガラ小さじ1
・酒大さじ2
・醤油小さじ2
・オイスターソース小さじ1
・砂糖小さじ1
~作り方~
1.昆布だし煮大根は、適当な大きさに切りごま油をうすくひいたフライパンで色よく焼いて取り出す。
あまり動かさずに焼き色がつくぐらいに。
2.同じフライパンで豚ひき肉を生姜とにんにくのすりおろしも加えて炒める。
3.2に1を入れて炒め合わせ、よく混ぜ合わせた合わせ調味料を加える。味が馴染むように少し煮て、水溶き片栗粉でとろみをつけたら完成。
ホロホロ&とろける〜!大根と手羽先の煮物
手羽先と一緒に煮物にすればまた違ったおかずに。おでん同様、大根を茹で汁ごと鍋に移し、酒、みりん、しょうゆ、お酢で調味して、手羽先を加えて煮込むだけでOK! 骨付きの鶏肉から出るだしがコクをアップ。夫も喜ぶボリュームおかずです。大根の葉も刻んで冷凍保存しておくと彩りを添えてくれます。
お料理じょうず&節約じょうずな野口さんの「大根使い切りテク」。どれもすぐに作れそうなので、大根が旬の今のにぜひ試してみてくださいね。
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Yuka Noguchi(@yukanoguchi10)がシェアした投稿 - 2020年 1月月21日午前3時03分PST
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協力/野口ゆかさん(@yukanoguchi10)
取材・文/サトウヨシコ