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コロナ禍で基本家の中…。子どもとどう遊んであげたらいい?【専門家】

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コロナ禍で基本家の中…。子どもとどう遊んであげたらいい?【専門家】


 

「気軽に専門家に質問ができて、さらに返信も早い」とママから日々感謝の声が寄せられているベビーカレンダーの人気コンテンツ【専門家に相談】の掲示板。そのなかから特に注目をあつめた質問の内容を一部抜粋してご紹介します。今回は生後10カ月の娘さんを育てるママからのご相談です。

 

Q.生後10カ月の娘とどのように遊んであげるのが良い? 


生後10カ月の娘を育てています。夫は仕事が忙しく、娘と2人きりで過ごすことが多いです。新型コロナウイルスの影響もあり、児童館などにも行けず、基本家の中で過ごし、日中車で買い物に行ったり、夕方近所を散歩したりしています。

 

最近はひとり遊びもだいぶじょうずになり、ハイハイで家の中を探検し、何でもおもちゃにして遊んでいます。その間私は、危険なことがないかだけ注意しながら、家事をしたりしています。
最近は後追いもすごくて、いつもキッチンまでハイハイで来てくれます。 

 

このくらいの月齢の子とはどのように接し、どのように遊んであげるのが良いのでしょうか? 娘のためにできることは何でもしてあげたいですし、眠っている能力のようなものも引き出してあげたいです。

 

母親としてどのように関わってあげたら良いのだろう? 何がしてあげられるだろう?と悩んでいます。アドバイスをお願いします。
 

在本祐子助産師からの回答


コロナ禍中の今、散歩もままならずにお過ごしですね。

 

お子さんの月齢は、ダイナミックに運動発達が進む時期です。このころの事故はほとんどが自宅内の身近な環境で発生しますので、リスクに対して十分な対処をした上で、たくさん後追い遊びやハイハイ運動をなさるのが理想的です。

 

座布団やクッションで、障害物を超えてハイハイするのも楽しいですね。
また、歌に合わせて踊ったり、マッサージやくすぐり遊びなども楽しんでくれると思います。絵本は、絵がはっきりした物からストーリーの短いものなどもバリエーションに富んでOKですよ。

 

この時期は新しい遊びを見つけていく楽しさや発見もありますが、お子さんのお気に入りを繰り返し、繰り返し、遊び続けてあげることで認知が進んでいくとも言えますよ。赤ちゃんは、ママさんと過ごす生活の時間そのものが、遊びであり、楽しみです。その日常生活の中から、赤ちゃんは発達をしていきますよ。

※参考:ベビーカレンダー「専門家に相談」コーナー

※診断や具体的な治療については医師の指示にしたがってください

生後9~10カ月の赤ちゃんの特徴

体の発達



ひとりでしっかり座って遊べるようになってきます。しっかりおすわりができるので、座ったままおもちゃなどで遊ぶこともできます。ずりばいがじょうずになり、徐々に四つ這いができるようになる子もいます。
手先も器用になってくるので、離乳食では手づかみ食べをスタートとする時期です。遊びのなかでも物を握る経験をたくさんさせてあげましょう。

 

心の発達



生後7~8カ月ごろに続き、人見知りをする赤ちゃんが多いでしょう。「知らない人」を見つけると、泣いてママに抱っこされながら、またこわごわ知らない人を確認するという仕草を何度もして大人をほっこりさせてくれます。

 

また、後追いも始まります。ママがそばからいなくなったことが分かったら、泣いて探します。ママにとっては、ほんの少し動いただけでも泣くので、自由に動けず大変な時期ですが一時のことですので「後追いができるようになってこの子すごいな!」と思ってくださいね。

 

生後9~10カ月の赤ちゃんのふれあい遊び

ポットン落とし



箱に穴をあけ、穴に合うものをポトンと落とすだけの単純な遊びです。
手作りでもできます。

 

1. ペットボトルのキャップを4~5個テープなどでしっかりくっつけます

2. タッパーに穴をあけます

3.1を2の穴にポットンと入れて楽しみます

 

変顔ごっこ



いないいないばあではなく、ママが手を使って自分の顔を変形させます。赤ちゃんも楽しそうと感じたら真似を始めます。どちらがおもしろい顔になれるか勝負してみましょう。

 

 

この時期の赤ちゃんは、何にでも興味津々になり、今まで手が届かなかった物にまで手が届くようになってきます。お部屋の環境も赤ちゃんの発達によって整えてあげてくださいね。※参考:ニュース(ママネタ)「生後9~10カ月の赤ちゃんの発達とふれあい方を保育士が教えます!【著者:中田馨保育士一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事中田家庭保育所施設長】

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