子育て情報『歯磨きが楽しくなる! 保育園で子どもに人気のおすすめの絵本4選』

2021年1月21日 22:00

歯磨きが楽しくなる! 保育園で子どもに人気のおすすめの絵本4選

ユーモアあふれる絵とお話に引き付けられ、子どもも保育士も好きな絵本の一つ。わにさんが「イヤだなあ」と思いながら歯医者さんに虫歯を治しに行きました。一方、歯医者さんもわにさんが来たので、こわごわ治療をスタートさせました。さあ、どうなることやら…と物語が始まります。

この絵本のおもしろいところは、同じ場面で同じ言葉が、わにさんからも歯医者さんからも出てくるところ。同じ言葉なのにそれぞれの感情が違ったり、一致したり、言葉遊びを楽しめる絵本です。読むときは、それぞれの気持ちになり切ってセリフを言うことで、子どもも絵本の世界を楽しむことができるでしょう。

『はみがきれっしゃ しゅっぱつしんこう!』(アリス館)

『はみがきれっしゃ しゅっぱつしんこう!』(アリス館)


くぼまちこさんの絵本です。
保育園に、電車好きな子どもが多いときに購入しました。はみがきが大嫌いな、たっくんのところへ、しゅっしゅっしゅっとやってきたはみがきれっしゃ。ニコニコ笑顔のはみがきれっしゃが誘ったら、たっくんは「うんいいよ」と言って大きなお口をあけてくれます。そして、あっという間にお口はキレイになります。

電車好きな子どもたちは、身を乗り出して絵本を見ています。最後にはみがきれっしゃは家族4人分の歯ブラシ置きに帰ってきます。そのページが大人気!「青はパパ!」「赤はねえね!」など、自分の家族のことを想像しながらお話してくれます。実際に歯磨きするとき、特に仕上げ磨きをする時に絵本と同じように「はみがきれっしゃ、お口に入ってもいいかな?」っと誘ってみましょう。


はみがきに限らず、生活習慣を題材にした絵本を読むときに、思わずやってしまうことは「○○ちゃんも、キチンと歯を磨こうね!」と言ったり、お勉強として読んでしまったりすること。ときにはそれがプレッシャーになってしまうこともあります。あくまで絵本は遊びの一つとして取り入れましょうね。

著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨
0~2歳対象の家庭保育所で低年齢児を20年以上保育する。息子が食べないことがきっかけで離乳食に興味を持ち、離乳食インストラクター協会を設立。現在は、保育士のやわらかい目線での離乳食の進め方、和の離乳食の作り方の講座で、ママから保育士、栄養士まで幅広く指導。

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