「大変だね…」友人とカフェランチ中に驚かれたこと【妊娠糖尿病を乗り越え42歳で出産7】
ベビーカレンダーをご覧のみなさん、こんにちは。2018年4月生まれの男の子を育てています、じゅのです。私は40歳で入籍、41歳で妊娠しました。出産時は42歳。不妊治療をしていたわけでもなく赤ちゃんを授かったのは本当に奇跡的なことでした。
今回は、妊娠糖尿病になってしまったお話の第7話です。
妊娠糖尿病と診断されて入院し、自分で血糖値を測ったりインスリンを自宅でも打てるように教えてもらってなんとかマスター。
栄養士さんからの食事指導も受けて、退院しましたが……。
退院し家に帰ってからも、赤ちゃんが生まれるその日まで血糖値測定とインスリン投与を続けなければなりません。
例えばカフェやレストランで友だちとランチ。
生まれたらバタバタでしばらくはランチなんて行けないですからね。出産までの残り少ない時間に外食でもして友だちとたくさん話したりしたいものです。
そういうときでも、血糖値測定キットとインスリンと針、アルコール消毒綿のセットが欠かせません。
お店に着いたらまずは食前の血糖値測定。
もちろん、事前に友だちには妊娠糖尿病であることと食事の際にやるべきことを伝えてはいましたけど、実際に目にすると驚いていたようです。
そして料理が運ばれてきたら、食べる直前にインスリンをトイレで注射してこなくてはならないのです。
私の場合はインスリンを太ももに打っていたのですが、自分の家ならば誰の目も気にせずできます。でも、外のお店となると食事をする席でスカートをまくりあげてインスリンを打つなんてこともできないので、トイレでインスリンを打っていました。
あまり慣れていないのでアタフタと……。
そして2時間後にはまた血糖値測定。
気持ち的にはゆっくりランチもしていられません。
もちろん、家にいるときも、毎食ごとにこの繰り返しですからね。
誰かと話すときには気丈に振る舞っていましたが、ひとりになるともう何もやる気が起きないほど精神的に疲弊していました。
この時期、妊娠10カ月に入り始めたころだったのでおなかが大きくて、週に一度の妊婦健診に行くだけでも動悸・息切れをするほど。
こういうときにも、やはり年齢による体力のなさを感じました……。