子育て情報『かわいそう?わがままになる? ひとりっ子って本当によくないの?』

2021年2月21日 22:20

かわいそう?わがままになる? ひとりっ子って本当によくないの?

目次

・今はひとりっ子は意外と多い
・ひとりっ子の親としてのメリット
・【1】教育費や生活費など経済的負担が1人分
・【2】ママの仕事復帰がしやすい
・ひとりっ子の子どもとしてのメリット
・【1】ひとり遊びの達人!
・【2】自分のペースで生活できる
・【3】親の愛情が1人に集中する
・自分や夫婦間の考えが大切
ひとりっ子のイメージ


最近は、ひとりっ子の家族も増えています。
ひとりっ子を選択した夫婦、何らかの原因で2人目を希望しても授からなかった夫婦、シングルマザーなどさまざまな背景があるかと思います。「きょうだいがいないとかわいそう」「2人は産んでおいた方がいい」など、周りからのプレッシャーで悩まれている方もいるかもしれません。ひとりっ子は、本当によくないのでしょうか?

今はひとりっ子は意外と多い

2015年の「出生動向基本調査(結婚と出産に関する全国調査)」によると、一人っ子家庭の割合は18.6%になっています。調査より6年経った今は、さらに増えているかもしれません。2人の子どもを持つ家庭は54.1%・3人の子どもを持つ家庭は17.8%・4人以上の子どもを持つ家庭は3.3%であることと比べると、一人っ子家庭は2人の子どもを持つ家庭に次ぐ2番目に多い結果です。

1997年の同じ調査では、一人っ子家庭は9.8%であり、2015年までの20年で2倍ほどに増えています。背景としては、核家族で子育てを手伝ってくれる人が少ない、晩婚化と出産の高齢化などがあるといわれています。
年齢が上がると、妊娠率が徐々に低くなり現実的に2人目が妊娠しにくいというのもあるかと思います。

妊娠の確率は25歳までで約30%、35歳で約18%、40歳で約5%といわれています。

ひとりっ子の親としてのメリット

【1】教育費や生活費など経済的負担が1人分

ひとりっ子を選択した家庭の中には、経済的理由をあげている方もいます。具体的な教育費用負担を文部科学省の統計からみると、1年間の教育費は、幼稚園から高等学校まで公立で、大学のみ国立に通った場合には、約1,147万円かかります。仮に、小学校だけ公立で、あとはすべて私立とすると、約1,817万円かかることになります。

兄弟や姉妹が多ければ多いほどかかる教育費は増えますが、ひとりっ子であればかかる教育費は1人分のため経済的に負担が少ないといえます。子どもにかかる費用は、教育費だけではありません。食費、娯楽費、衣服費などさまざまな費用が1人分となります。


【2】ママの仕事復帰がしやすい

ママが仕事をしている場合、保育園に預けたりする必要があります。都市部に保育園は、激戦区であることが多く入園が厳しいこともあります。

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