2021年3月24日 13:41
生理前あるあるの「爆食い」で何が起こる?気をつけたい血糖値の話
普段はなかなか「血糖値」を意識することはないかもしれません。だけど、生理前についつい爆食いしちゃう!そんな時、体の中では何が起こっているのでしょうか? 気をつけたい血糖値のこと、管理栄養士がマンガで分かりやすく解説します♪
※マグネシウムとチョコの意外な関係!?前回の記事はこちらから!
https://baby-calendar.jp/smilenews/detail/18549
血糖値って、そもそも何?
さて、前回はマグネシウムというミネラルについてお話ししましたが、今回チョコレートくんが伝えたいのは「血糖値」のことなんですって。
血糖値といえば、「職場の健康診断結果に書いてあった数値!」と思い当たる人もいるのではないでしょうか? チョコレートくんの言うように、健康診断では問題がなくても、気をつけたいことがあるかもしれません。
まずは、「血糖値ってそもそも何?」という疑問からお答えしましょう!
血糖値とは、血液中のブドウ糖の量のことなんです!
ブドウ糖は糖質の最小の単位で、私たちが普段食べている白米やパンの中にも長く繋がった形で存在しているんですよ(でんぷんと呼ばれるものです)。その長く繋がった鎖を、体内で消化することで細かくし、最終的にブドウ糖の形になって血液中に入ることで、血糖値が上がるという仕組みなんです。
上がった血糖値を下げるために分泌されるのが、インスリンというホルモン。インスリンの働きによって、ブドウ糖が血液中から体内の細胞へと取り込まれ、エネルギー源として使われると、今度は血糖値が下がるんです。
ちなみに、ブドウ糖そのものがコンビニなどで販売されているのを見たことがある人もいるかもしれません。これは、白米やパンのように長く繋がった形だと、消化してエネルギー源にするまで時間がかかってしまいますが、ブドウ糖は最小の単位なので、体内ですばやくエネルギー源として利用できるということなんです!
仕事や勉強に疲れて、シャキッとしたい!というとき、適量であればブドウ糖は役に立つ場面もありますね。また、二日酔いの時は血糖値が下がってしまい「低血糖」の状態に陥ってしまうこともあります。