<ニッチェ江上さん独占取材#2>コロナ禍の妊娠・出産で学んだことは、人に頼ることの大切さ
江上敬子さんは、「ニッチェ」というコンビを結成しているお笑い芸人です。現在はバラエティー番組にレギュラー出演するほか、「ニッチェ江上敬子のダンナやせごはん~胃ぶくろをつかむ、嫁ラクレシピ!」「ニッチェ江上敬子ダンナやせごはん~かさ増し!レンチン!缶タン!編」など、料理本の出版もおこなっています。また、2015年9月には一般男性と結婚し、2020年9月5日に第一子を出産しました。
今回は「コロナ禍の妊娠・出産」を経験して1番つらかったことを始め、その中でも新しく発見したことや学んだことについて、お話を伺いました!
感情の起伏が激しくなるのは、「ホルモン様」のせい!
ー妊娠前は特に情緒が不安定になると思います。特にコロナ禍だとなかなか普通の思考回路にはなれなかったのではないでしょうか?
江上さん:ビックリしました! 実は、自分は絶対に大丈夫だと思っていたんですよ。基本的に明るいですし、友達もいるから、メンタルでグラッとなることはないと思っていたんです。でも、妊娠中は自分ではない自分になってしまって……。ものすごくマイナス思考になったり、私は母親失格だと思ってしまったり……。
今考えたら“なんでそんなことで!? ”と思うんですが、当時はくだらないことで情緒が不安定になり、よく泣いたりしていました。
ーそれはどのように乗り越えていましたか?
江上さん:とにかく「なんでそうなるのか」という原因を調べていましたね。原因が分かれば解決方法を導き出せるじゃないですか。知ることで安心するというか。なので、どうして妊娠中にメンタルが落ち込むのか、ということをとにかく調べました。また、ブログのコメントでも「私も同じように悩まされました」といった声をたくさんいただのもあり、結局「これはホルモンのせいだ」というゴールにたどり着いたんです。ただ、旦那に突っかかってしまったときも、素直に謝るのが嫌で「これはホルモンのせいだから、ごめんね! 」って言ったりしていましたね(笑)。
ー ホルモンのせいで、メンタルが揺れるのは女性特有かもしれないですね。
江上さん:そうなんですよ。産後に生理が来るようになると、またホルモン様が騒ぎ出してしまって大変なこともあるんです。でも、“生理前のイライラもホルモン様が通り過ぎるまで待とう”と思えるようになったんです。