男の子も女の子も!現役保育士が「こどもの日」の絵本&遊びを教えます!
こんにちは、保育士の中田馨です。もうすぐこどもの日がやってきますね。今日は、こどもの日に向けて読める絵本や、制作遊びを紹介します。親子で一緒に楽しんでみてくださいね。
『そらまでとんでけ』(あかね書房)
寺村輝夫さん(さく)、いもとようこさん(え)の、こいのぼりのお話です。くりのきえんの先生が「こいのぼりをつくりましょう」と言いますが、みねこは「おとこのこのおまつりだからいやだ」と言います。そして、はなよちゃん、みみこちゃん、つねきちくんなどお友だちが作ったこいのぼりを「へんなの」など言ってしまい、みんなを怒らせてしまうのです。
そこから、みねこも自分でこいのぼりづくりにチャレンジしますが…。
それぞれの子どもたちが、個性豊かに自分だけのこいのぼりを作る様子は、「私もこんなこいのぼり作ってみたい!」と思わせてくれます。お友だちとのやり取り、みねこの心の動きも感じながら、お子さんと読み進めてみてくださいね。
『こいのぼりくんのさんぽ』(ほるぷ出版)
すとうあさえさん(ぶん)、たかおゆうこさん(え)の、こちらもこいのぼりを題材にした絵本です。こいのぼりくんがお空をお散歩しているとねこちゃんに出会います。
ねこちゃんは「こいのぼりくーん。さるくんのいえまで、のせてー」と言います。こいのぼりくんは快く「いいよー」と言って、ねこちゃんを背中に乗せて出発。ねこちゃんは空を飛べて大喜び!途中でさるくんを見つけて、ねこちゃんがこいのぼりくんの背中に立ち上がります。それがきっかけでこいのぼりくんはバランスを崩して落ちていきます。
この絵本に出てくる登場人物は、こいのぼりくん、ねこちゃん、さるくんです。困った出来事が起こりますが、3人が力を合わせて乗り越えて「ああ、よかった!」とホッできて、ほっこりする絵本です。絵の色彩がとてもきれいなので、読んでいると本当に空を飛んでいるような、さわやかな気分になれるのも、この本のおすすめポイントです!お子さんと一緒に、空の旅に出かけた気分で読んでみてくださいね。
フラワー紙こいのぼり
100均で材料がそろう、子どもとできる「こどもの日」の制作遊びです。
<材料>こいのぼり2匹作る場合
⚫︎フラワー紙…6枚
⚫︎DVD用ポケット又は透明ビニール袋(小)