子育て情報『「嘘でしょ!?」出産予定日まで残り2カ月のころ、突然夫から電話が!告げられた衝撃内容に思わず…』

「嘘でしょ!?」出産予定日まで残り2カ月のころ、突然夫から電話が!告げられた衝撃内容に思わず…

目次

・地方転勤なんて聞いていないよ!
・想像していた以上に孤独な地方での子育て
・運命を変えた! 同じ境遇のママとの出会い
・地方育児もなかなか楽しい
・著者:斉藤菜々子
「嘘でしょ!?」出産予定日まで残り2カ月のころ、突然夫から電話が!告げられた衝撃内容に思わず…


都会での子育てを前提に、産後の楽しいことばかりを考えて過ごしていた妊婦時代。出産予定日まで残り2カ月を切ったある日、突然夫から1本の電話が。話を聞くと、衝撃的な内容に私は思わず絶句してしまったのです。

地方転勤なんて聞いていないよ!

私は出産するまで都市にしか住んだことがなく、妊娠中も都市での子育てを前提に近くの支援センターを見学したり、先輩ママとの交流を深めたりしていました。夫は転勤族でしたが当面は転勤の予定もなく、仮に転勤があったとしても主要都市だと言う夫の言葉を信じて疑いませんでした。

しかし出産予定日まで残り2カ月となったとき、夫から1本の電話が。「ごめん。転勤になった! しかも地方だった」という夫の言葉を聞いて、私は目の前が真っ暗になりました。


夫の転勤予定の地は夫の会社内でも「陸の孤島」と噂されていて、都会からのアクセスが非常に悪く、車がないと身動きの取れないような場所。ペーパードライバーの私にとって、交通手段を断たれたようなものでした。

想像していた以上に孤独な地方での子育て

幸いにも里帰り出産することが決まっていたので、里帰り先での生活は不自由なく過ごすことができました。地方に行くことが恐怖にしか思えず、ずっと実家にとどまっていたいとさえ思うことも……。子どもが生後3カ月になり、私たち親子も夫の待つ地方に向かう時が来ました。

地方での生活は想像していた以上に孤独で、車社会であったことから町を散歩していても人が歩いている姿はほとんどありませんでした。私は長年のペーパードライバーなので、泣き続ける子どもを乗せて運転の練習をする勇気もなく、孤独な生活に耐える毎日。誰もいない道をベビーカーに子どもを乗せて散歩していると、寂しさから不意に涙が流れることもありました。


運命を変えた! 同じ境遇のママとの出会い

子どもが生後5カ月のころ、私は孤独な毎日を変えたいと思い、支援センターやママの集まりなどを必死で探しましたが、どこも遠くて車で通うことが前提の場所ばかり。唯一、近所の公民館で「0歳児親子向けのリトミック教室」が新規開催されることを知り、即座に参加希望の連絡をしました。 

ドキドキしながら教室に参加すると、そこにいたのは私と同じ転勤族のママたち。

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