「油断一秒・怪我一生」医師から重い言葉。目を離した一瞬で娘がおむつ台から転落し…
現在4歳になる娘は、おしゃべりで世話好きの女の子です。娘の笑顔を見ていると、生後7カ月のころ、私の不注意でおむつ台から転落させた記憶が蘇ります。幸い何事もありませんでしたが、少しの油断で命にかかわる場合があると実感した出来事でした。
おむつ替えが大変な娘
娘が生後7カ月のころ、近所のショッピングセンターへ行きました。そのころの娘は背中をずりずり擦りながら移動することが多く、じっとしている時間がないので、毎日のおむつ替えがとても大変。さらに、おむつ台という不特定多数の人が使用する場所がなんとなく不衛生に感じて、娘を寝かせたくないと思っていたので、短時間で帰れるところばかりに出かけ、外出先でおむつを替えることはあまりありませんでした。
しかしその日はそのショッピングセンターでの用事が長引いたため、おむつを替えてから帰ろうと思い、娘をおむつ台に寝かせ、ベルトは触りたくなかったのでしませんでした。
落ちないかは心配でしたが、私が目を離さなければ大丈夫、と思っていたのです。
ほんの一瞬。その瞬間に転落!
替えたおむつを捨てようとした際、ゴミ箱のフタの上に使用済みのおむつが乗っているのを見つけました。きちんと捨てない人がいるなんて嫌だな、と思って一瞬娘から目を離してしまいました。
そのとき、ドスンという大きな音が聞こえ、振り返ると娘が床に! 大泣きしている娘を抱き上げ声をかけましたが、内心はパニック状態! 「頭を打った? すぐに泣いたから平気? 床もコンクリートじゃないし……」など、必死に大丈夫と言い聞かせて自分を落ち着かせました。
娘はしばらく泣いていましたが、家に帰るころにはすっかりいつもの様子になり、授乳を終えて昼寝をし始めました。その間に私はネット検索。すぐに泣いたこと・嘔吐がなかったこと・床にはマットが敷いてあり固くなかったことなどから、ひとまずは大丈夫だと思ったのですが、やはり不安でいっぱいに……。
娘がお昼寝から起きてから、かかりつけの小児科を受診しました。
「油断一秒・怪我一生」重い医師の言葉
診察がひと通り終了すると、現状特に気になる点はなしということ。しかし、今症状がなくても1カ月後に出る場合もある、その際は脳外科のある病院へ行ってください、と言われました。