子育て情報『「ハイハイは練習するべき?」ハイハイの始まりから注意点までまるっと解説』

2021年10月23日 19:30

「ハイハイは練習するべき?」ハイハイの始まりから注意点までまるっと解説

ずりばいをしているうちに、両手で上半身を支えるようになり、膝立ちをするようになり、通常のハイハイのスタイルに移行するというパターンの子が多いようです。でも、なかにはずりばいはしないという子もいますし、逆にずりばいしかしないという子もいます。

●たかばい

“たかばい”というのは、上半身を両手で支え、おしりを高く上げて、膝立ちはせずに足の裏で体を支えながら進むという、“くまあるき“のスタイルです。

膝はつかずに手のひらと足の裏を使って移動するというわけですね。これは、立って歩く手前の動作だとも言われていますが、通常の膝立ちスタイルのハイハイをする前にたかばいをする赤ちゃんもいます。

●おしりでハイハイ

だんだんおすわりもじょうずになってきて、座ったままおしりでずりずりと移動する赤ちゃんも出て来ます。それもまたハイハイの一種と考えられます。

この時期の赤ちゃんは、とにかく自分で移動できることを楽しんでいるのです。
ですから、その移動手段は赤ちゃんによってさまざまなスタイルがあって良いのです。

ハイハイしない赤ちゃんもいるの?

では、ハイハイをしない赤ちゃんもいたりするのでしょうか? 実は、ハイハイというのは、すべての赤ちゃんが通る道ではありません。ハイハイの段階を完全に飛ばして、いきなり立ってしまう赤ちゃんもいるのです。また、ハイハイをしないで座って移動する赤ちゃんもいます。このような赤ちゃんを「シャフラー」と言い、あんよし始めるのが遅くなることが多いです。

このあたりの動作については、必ずしも全員が同じ順番でできるようになるわけではないということも知っておくと良いでしょう。

●ハイハイの練習は必要?

ところで、ハイハイしない赤ちゃんも、練習すればできるようになるのでしょうか?

特別にハイハイの練習をするというよりは、お部屋の環境を整えて、遊びのなかで自然とハイハイの練習ができるという状況を作っておくと、赤ちゃんがハイハイをするきっかけになるかもしれません。 

まず、部屋の中に赤ちゃんがハイハイしたくなるような広々としたスペースを確保しておきましょう。
腹ばいになった赤ちゃんが届きそうで届かないあたりにおもちゃを置いて呼びかけると、それを取りたくて前に進もうとします。

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