2021年11月24日 12:00
「やめなさい!」家族も困惑…そして検査結果に「は?」/子宮頸がん手術7
子宮頸がん疑いで人生初手術をした話、第7話。現在第1子を妊娠中の大福さん。実は、過去に子宮頸がんの疑いで、手術をした経験があります。「いつか子どもを授かることができたら描きたいと思っていた」と語る大福さんのマンガです。
大福です。現在、私は第1子を妊娠中ですが、過去に子宮頸がんの疑いで、人生初の手術をしたことがあります。しかし当時は体験レポなどの情報が少なく、不安に思っていました。私のこの体験が、誰かの不安を少しでも取り除くことができたら……、そして同じ境遇で不安いっぱいの方の参考になれたら……と思い、マンガにまとめることにしました
※この漫画は実話に基づいた体験談です。
ただし、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
検診や前のクリニックの検査では「AGC(=子宮頸がんのうち、腺細胞系の腺異型または腺がんの疑い)」と出ていました。
しかし、コルポスコピー検査の結果は、「CIN3(=子宮頸がんのうち、高度異形成、上皮内癌の疑いのある病変がある)」というものでした。
※異形成とは「がん」と「正常」の間の状態で、がんになる前の状態。
※コルポスコピー検査で、CIN3は高度異形成の診断が出ていても、最終診断は手術後(おそらく円錐切除をしたもの)の組織での診断となります。その場合、CIN3より上のCIS(上皮内がん)あるいはそれ以上のものであることもあります。
これを聞いたとき「え? どういうこと???」となりました。次回、先生からの詳しい説明や今後の治療についてのお話が続きます。
重めの内容ですが、なるべく多くの方に読んでいただけたら、うれしいです。
また、女性特有の病気についてですが、男性にも知って理解していただけたらと思います。一体験談ですが少しでも誰かの参考になりますように……。
医療監修/天神尚子先生(三鷹レディースクリニック 院長)
※この漫画は実話に基づいた体験談です。ただし、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。