最初は病気かと思っていた!検査薬で調べてみると、線がくっきり出て…<リオ金メダリスト 髙橋礼華さんインタビュー#1>
でも、結婚式もしたいし、やりたい仕事も見つかって、すぐに妊娠という風には考えられなかったんです。でも、私も旦那も子どもがすごく好きで、いつか欲しいっていう気持ちはあったので、コロナの影響で先延ばしにしていた結婚式もいつできるかわからないし、ウエディングフォトを撮って、撮り終わってから頑張ってみようかってことになりました。そしたら、思っていたよりも早く妊娠できました。
ースポーツ選手は生理不順になりがちというお話を聞いたことがあるのですが、その辺りはいかがでしたか?
髙橋さん:アスリートの中には、競技スケジュールに合わせて生理をずらす人もいるんですけど、私は生理中のほうが意外と結果が良かったりして、他の人に比べたら生理で苦しめられたという経験は少ないですね。生理不順もほとんどなくて、それは妊娠に際して大きかったのではないかなって思います。
ーそうだったのですね。それでは、どのように妊娠準備を進めていったのでしょうか?
髙橋さん:私自身、妊娠についての知識が浅かったし、ブライダルチェックもしていなかったので、先輩にいろいろ聞いて、とりあえず基礎体温をつけたり、妊娠アプリを入れるところから始めました。バドミントンって遠征が年に16~20大会くらいあって、旦那が家にいないことが多いので、なかなかタイミングも取れないんです。
自分もちゃんと欲しい! って思ったときに妊娠できたらいいなって思ったので、毎日しっかりと基礎体温をつけるようにしていましたね。でも、それ以外は特に気をつけていたことはなくて。思っていたよりもわりとすぐ妊娠できたので、ありがたかったなって思います。
ー良いタイミングだったんですね。
髙橋さん:結構昔なんですけど、競技を続けるのは30歳まででそのあと結婚して、31歳までに子どもを1人産みたいって思っていたんですよ。旦那も、「自分がバドミントンを頑張ってる姿を子どもに見せたい」って話していて。私も子どもを連れて旦那の応援に行ってみたいという夢があったので、こうやって妊娠できたのは本当に良かったなと思います。
元気な自分と程遠い体調…。母親ってすごいな
ー妊娠初期の体調はいかがでしたか?
髙橋さん:食べづわりで、週に2回はマックを食べていました(笑)。