「もう何も頼まないから」妻を呆れさせた夫。妻任せの態度についに見放されて… #僕と帰ってこない妻 62
「僕と帰ってこない妻」第62話。妻が子どもを連れて家出してから1カ月。ママ同僚に「奥さんの気持ちに寄り添っていたか」と聞かれ、過去の言動を思い返した夫。娘が生まれたあと、子どものお世話から逃げて、妻に押し付けていると、「二人の子どもでしょ?」と問い詰められてしまった。
育児を「ちゃんと手伝ってるのに」と不満を漏らした夫。
「ねぇ、手伝ってるって、なに?」
二人の子どもなんだから、二人で責任をもって育てるのが当然じゃないの?
妻の正論に、気まずくなり「トイレ行ってくるわ」と逃げようとすると……?
「僕と帰ってこない妻」第62話
「もういい、もう何も頼まない」
「全部私がやるよ、家のことも、結のことも」
声色を変え、怒りに満ちた妻の言葉に、焦る夫。
「急に怒っちゃってどうしたの? いつもの雪穂らしくないよ」
となだめようとします。
「いつも」夫に我慢を強いられてきた。
「急に」怒ったと思ってるの?
「いつもの雪穂」って、なに?
妻の怒りは、呆れや諦めに変わって……。
著者:イラストレーター ちなきち
都内在住の会社員。「結局、一番怖いのは人間だよね」というテーマで、エッセイ漫画を描いています。ベビーカレンダーでは実話「その人って、本当にママ友ですか?」「夫が消えました」を短期連載。
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