2022年2月5日 12:30
「幸せになって…!」将来を想って泣ける…。 娘のやさしさに救われた話
イラストレーターやましたともこさんの脱力系ゆる育児日記第449話。Yちゃんのお母さんが亡くなってからも、変わらず仲良しなYちゃんとN子ちゃん。ふとした会話でつい涙が……。
ベビーカレンダーをご覧のみなさま、こんにちは。高齢育児中のイラストレーター、やましたともこでございます。
Yちゃんのお母さんが亡くなったころ、N子と私は、お母さんが亡くなるってどういうことなのか話をしました。
夜寝るときにお母さんがいないこと、病気でしんどいときにもお母さんがいないこと、そして、どんなに会いたくても二度と会えないこと、Yちゃんが今どんだけ寂しくて不安な気持ちなのか想像して話をしました。まだ幼かったN子ですが、彼女は彼女なりに何か考えるところがあったと思います。
月日は流れ、今、小学4年生になったYちゃんとN子。相変わらず2人は仲良くしています。
同じ習い事をしていることもあり、私が見学やお迎えに行くと、Yちゃんは私を見つけるとかけよって来てくれます。そして、その日あったうれしかったことや、嫌だったことなど、いろんな話をしてくれます。
そんな光景を、N子はいつも微笑みながら見守ってくれています。
たとえN子自身が話したいことが沢山あったとしても「Nは帰ってからいっぱい聞いてもらえるから」とYちゃんを優先してくれています。
せめてN子がYちゃんに優しい子に育ってくれてよかった。そう思っています。
家に帰ると今度は寝るまでN子とKTの話を聞くようにしています。
イラストレーターやましたともこの「脱力系ゆる育児日記」は、毎週2回お届けしています!
著者・イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター やましたともこ
高知県生まれ大阪市在住。お固い系の商社で働いた後に大胆転職。グラフィックデザイナーを経てイラストレーターに。おんなこどもをメインターゲットにヤングでゆるめなイラスト描いてます。
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