子育て情報『体はしんどく、心はすり減る日々。最初にぶつかった育児の壁とは…?<川田裕美さんインタビュー#2>』

体はしんどく、心はすり減る日々。最初にぶつかった育児の壁とは…?<川田裕美さんインタビュー#2>

なので、私もタイミングを見計らって、「リフレッシュして来てね」って夫を送り出すようにしていました。

ーすごい建設的なご関係ですよね。お子さんを持つ前からそのようなご関係だったんですか?

川田さん:結婚前からですね。私も仕事をずっと続けたかったので、家のことはお互いができることをやっていこうって話していました。私たち、とにかくたくさん話すんですよね。そのなかでポロッと本音が出てきたりするんです。2人でいるときはもうずーっと話しています(笑)。でも上の子が生まれてすぐのときは、2人とも子どものことに集中しちゃって、お互いのしんどさを言えなかった時期もあったんです。
なんですけど、これじゃダメだなってやり方を変えて……その繰り返しですね。

育児を通して夫婦も成長!思いやりさえあればうまくいく

ー川田さんはいつも明るくポジティブな印象ですが、不安になったり落ち込んでしまったときは、どのように気持ちを切り替えていますか?

川田さん:自分が落ち込んでしまうのって、やりたいことでいっぱいいっぱいになっているときなんですね。例えばつわりのときは、息子と遊んであげたい、息子にもっといろんなごはんを作ってあげたい、夫にも手料理を作ってあげたい、自分も栄養のあるものを食べたいなど、やりたいことがたくさんあるのにできていないときが1番落ち込んでしまうんです。そうなると、もう優先順位をつけるしかないですよね。全部できないならどれをやるか。1番大事なこと以外は捨てて、1回気持ちをリセットすることにしています。

ーなるほど。では今回のつわり期で1番に優先させるべきことはなんだったのでしょう?

川田さん:私が「あれもこれもできない、どうしよう……」ってなっていたら、夫が「息子のことを1番に思ってしまうだろうけど、元気に育っているから、今は母体が1番。
自分が休むことや栄養を摂ることを最優先にしたほうがいい」って言ってくれたんです。それで、そうか! 確かに息子は保育園でいろんなものを食べさせてもらっているし、ベビーフードも大好きだし、今のところ問題なく育っていて、今不安定なのは私の身体なんだと気づくことができました。

ーパパの冷静なお考え、素晴らしいですね!パパになる前からそういう方だったんですか?

川田さん:もともとすごくやさしいんですが、子どもが生まれてからは、さらに変わったなって思います。

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