2022年3月31日 17:30
「保育園落ちた日本死ね!」から待機児童は変化したの? ママパパはどうやって保育園を選べばいい?【専門家が解説】
100点を求めつつも、70点くらいで折り合いをつけることも大切です」(小崎先生)
※「よい保育施設の選び方 十か条」(厚生労働省家庭局保育課)
パパも保育園や教育に目を向けて
「待機児童や保育士不足の問題などは、まだまだ残された課題が多いです。でも、徐々にですが改善されているのも事実。また、保育園が増えて入りやすくなった面はありますが、それで保育園選びがラクになったわけではありません。選択肢が増えた分、そこで迷うのは当然のこと。保育園のことはママに任せがちですが、パパも積極的に保育園のことや、子どもの能力についても目を向けましょう」(小崎先生)
取材・文/早田佳代
監修者:保育士 大阪教育大学教育学部学校教育教員養成課程家政教育部門(保育学)教授 小崎恭弘
兵庫県西宮市初の男性保育士として施設・保育所に12年間勤務。3人の息子が生まれるたびに育児休暇を取得。市役所退職後、神戸常盤大学を経て現職。専門は「保育学」「児童福祉」「子育て支援」「父親支援」。
NPOファザーリングジャパン顧問、東京大学発達保育実践政策学センター研究員。テレビ・ラジオ・新聞・雑誌等にて積極的に発信をおこなう。「男の子の本当に響く叱り方・ほめ方」(すばる舎)、「育児父さんの成長日誌」(朝日新聞社)、「パパルール」(合同出版)など、著書多数。
著者:ライター 早田佳代
編集プロダクション勤務を経て、フリーの編集・ライターに。不妊治療、妊娠・出産、健康、ダイエットなどの企画を中心に活動中。取材先などで得た情報を、よりわかりやすく伝えることがモットー。
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