「バースプランを書いてください」パニック障害のある私の最大の希望は、実は… #妊娠が超ハードだった話 11
「コロナ禍での妊娠が超ハードだった話」第11話。わこさんは、持病にパニック発作を抱える妊婦さん。つわりやおなかの張りに悩まされつつ、なんとか里帰りをしました。しかしある日、切迫早産(早産の危険性がある状態)の診断を受け、突然入院することに。入院中はパニック発作が起こったり、コロナ禍で会えない夫の声が聞きたくなったりといろいろありました。
今回は、助産師さんが「バースプランを書いておいてくださいねー」と、病室にやってきた日のこと。わこさんはいったいどんな内容を書いたのでしょうか。わこさんが最も叶えたかったプランとは……?
「コロナ禍での妊娠が超ハードだった話」第11話
バースプランを書くことになったわこさん。
パニック障害を抱えているため、
「パニックになったらゆっくり呼吸できるように声をかけてほしい」
「未知のことに恐怖を感じやすいので、出産の途中経過を逐一説明してほしい」
「ひとりになるのが怖いので可能な限り誰かに付いていてほしい」
こんなことを記入しました。そして記入を進めると、こんな質問が。
「立ち会い出産を希望しますか? 希望するなら、誰に立ち会ってもらいたいですか?」
今はコロナ禍なので、わこさんの病院は立ち会い出産をおこなっていません。この記入用紙は、以前のままなのでしょう。
痛みや恐怖が不安なわこさんにとって、誰よりも近くにいてほしいのは、夫でした。夫に立ち会ってもらう出産は、バースプランのなかでも1番叶えたかったこと。わこさんは、思わずコロナをうらみました。
そして行き場のない悔しさ、怒りが込み上げてきてしまいました。
はたしてわこさんはどんな出産を迎えるのでしょうか……!?
監修/助産師REIKO
著者:マンガ家・イラストレーター わこ
30代よわよわ主婦。2020年9月に娘を出産し、夫と3人暮らしです。妊娠出産のエピソードや日々の出来事をInstagramやブログに投稿しています。
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