2022年4月28日 15:30
電車で走り回る息子にハラハラ!離れていく乗客たち…。「非常識ママ」の烙印を押されたような気持ちに
と抱っこから降りると指示。私の腕も限界だったのでいったん降ろすと、長男は私の手をひっぱって車内をぐるぐる走り回ったのでした。
気づけば誰もいない車内…
「だっ、ダメだよ! 電車は静かに乗るんだよ」と私は立ち止まり、長男と綱引き状態。すると長男はもっと騒ぎだし、「ヤッヤー!」と声は大きくなる一方。悪戦苦闘していると耳にバタンッ、バタンッと音が聞こえ、ハッとして私が車内を見渡すと、車両には誰も乗っていません。
「そんな……」。もう誰も見ていないので、私は長男の手を離して椅子に座りました。非常識ママの烙印を背中に押されたようで、ぐったり。
乗車時間20分、結局、次の駅で降りて両親に車で迎えにきてもらいました。もちろん帰りも車で帰りました。
車内の人は誰も私たち親子に注意することもなく、やさしい対応だったと思います。長男を制止できなかったことは反省点ですが、もし誰かに文句を言われていたらもっと落ち込んでいました。長男は想像していた通り楽しんでくれていたので、その後は短めの隣駅からチャレンジし、長男もだんだん電車で出かけることに慣れていきました。もう8歳になる長男ですが、いまだに思い出すと恥ずかしい出来事です。
著者:巳村 糸
8歳、6歳、0歳の子どもを持つママ兼保育士。趣味は旅行、レジャー、ショッピング。
家族5人になり、軽自動車を手放して7人乗りの天井が見える車を購入。この夏は初のオートキャンプを計画中。
「娘はかわいそうじゃない!」ママ友マウントに我慢の限界→入れ替わり夫の勢いは止まらず…!?