【実録】コーヒーおねだり在宅夫、帰宅は月数回の激務夫…「理解のない夫くん」にママたちの悲痛な叫び
子育てに孤独を感じる「孤育て」。妊娠・出産・子育てに一人で向き合う多くのママたちが直面しています。長引くコロナ禍で、さらに閉塞感や孤独感が高まった人も少なくありません。そこでベビーカレンダーでは読者を対象に孤育てに関するアンケートを実施。浮き上がってきたのは、ひとりで向き合うことへの絶望感や悲しみの感情でした。それでも苦境から脱しようと立ち向かうエピソードも多数寄せられました。孤育てのリアルをお伝えします。
読者から寄せられたなかで、最も目立っていたのは「夫の理解がない」と訴える声でした。
夫の理解がなくても、「私が子どもを育てなくては」という使命感から、子育てに向き合うママたちの様子が伝わってきました。
■Episode1
協力すると約束したはずの夫が…近くの実母も頼れず孤独に
(0歳男の子のママ)
在宅夫はコーヒーおねだり&ソファでゲーム
実家は車で15分の距離で、産後は里帰りする予定でした。でも、妹の子どもが学校から新型コロナウイルスを実家に持って帰るリスクなどを考え里帰りは諦めることに。夫は在宅勤務なので、夫婦で頑張って、どうしてものときは助けてもらおうとなったのです。
ところが夫は体質的に朝の目覚めが悪いせいもあって、自分のパン1枚すら焼かず、朝食が出てくるのを待つだけ。毎朝やると豪語した掃除機がけなどはたった1〜2回やっただけでした。日中はほぼ書斎から出て来ずコーヒーをねだり、暇なときはスマホゲーム。 私がお風呂の支度や家事で慌ただしく動いているときも、山のように動かずソファに座ってゲームをしている夫を見て、孤独を感じました。
近くに住む実家の母も頼れませんでした。私が夫の愚痴を言ってから「まず夫を動かせ」と手を貸してくれなくなりました。夫が会議で本当に動けないときも助けてもらえず。もうすぐ3カ月経ちますが、母は1度も助けに来てくれません。母がフリーの日にヘルプを要請したのに断られたときは、追い討ちを掛けて孤独を感じました。
諦める家事を増やし、夫に協力を要請して自分を少しラクに
人に頼らないで回るよう、諦めてやらない家事をつくりました。窓のサンをきれいにする、玄関を毎日掃く、キッチンのコンロをきれいにする、洗濯物を畳むなどの家事は諦めました。
夫が唯一、食事だけは作ってくれます。