2022年5月17日 19:30
「大丈夫!大丈夫!」は間違い!?プールが苦手な子をプール好きにする上手な対応とは?
、スポンジに水を含ませた「スポンジ絞り」など、身近な道具での水遊びを楽しむことが、水の苦手意識を克服する近道だったりしますよ!
水遊びするときは、その都度声をかけて
水遊び前や子どもの体に水をかけるとき、触らせるときは、必ず子どもに一声かけてあげてください。「頭に水をかけてもいい?」「冷たくて気持ちいいから触ってごらん」などです。もし、子どもが「イヤ」と言ったらやめた方が無難です。「じゃあ、手にかけてみよう」と大丈夫な体の部位からチャレンジさせます。
体の外側から、だんだんと体の内側に水をかける部位を変えていくのも良いでしょう。おそらく、「顔」が一番敏感な部位ですので慎重に。大人の手のひらに水をつけてあごやほっぺにトントンとつけるところからスタートです。
水に触れるごとに「平気だったね。
触れたね。やるじゃん!」と大いにほめましょう。もしお風呂は平気な場合は、ぬるま湯で水遊びをしてもいいでしょう。
大きなプールで遊ぶコツ
大きなプールを怖がる子もいますね。うちの子は、まずプールの大きさや音が響くことに驚いて泣いていたことを思い出します。怖がるときは強引に入水するのではなく、まずは抱っこのまま、プールサイドに座ってみましょう。最初はプールという環境に慣れることからスタートです。
抱っこされている子どもが落ち着いてきたら「水を触ってみよう」と誘って、手や足に水をやさしく触らせます。
それでOKなら、腕や脚、おなか、背中……と徐々に水を触らせる部位を増やしていきます。そして「ママと一緒に入ってみよう」とプールに入水です。
プールに入ったら肌と肌を密着させて抱っこでゆっくり歩いてみましょう。初日に、ここまで出来たら合格点です。「まだいけるかな?」と浮き輪に乗せたりしない方がよいかもしれません。
まずは子どもの「できた!」を少しずつ増やしていきましょう。
プールが苦手だった私の後日談。「どうしても泳げるようになりたい!」と思った私は、その後、スイミングスクールに通い、中・高と水泳部。
大人になってからも子どもが産まれた後も、ずっと泳ぎ続けています。おぼれたときの苦しさは今も覚えていますが、それ以上に水泳が大好きになりました。水嫌いの克服は、本人の「チャレンジしてみたい!」