＜旦那の突然死＞震える体で自宅へと急いだが、待っていたのは残酷な現実だった。私は後悔と絶望で…

大好きな旦那さんのまーくんが突然亡くなってしまい、残された幼い子ども2人を抱えて生きていくことになったせせらぎさん。せせらぎさんの人生は、ここから大きく変わることになりました。

旦那さんが亡くなった当時、せせらぎさんは子どもを連れて長く実家に帰省をしていました。連絡を受けて自宅へと運転するその体は震えていたと言います。到着して待っていたのは残酷な現実でした……。

 

最後に交わした言葉は何だったろうか…

 

 



 

 



 

せせらぎさんは突然、旦那さんを亡くしてしまいました。それは、お子さんを連れて実家に帰省中の出来事でした。

 

連絡を受けたせせらぎさんは、自宅へと急ぎました。運転するその手、体は震えていたと言います。

 

そして自宅へ着くと、受け止めきれない残酷な現実が待っていたのです。

 

「最後に交わした言葉はたろうか」

「もっとちゃんと伝えていたら」

「なんでもっと一緒に」

 

後悔と絶望を繰り返し、やがて体には湿疹が……。さらに精神も崩してしまいます。

 

「子どものため」

「前向いて」

「頑張れ」

「落ち着いた？」

「しっかりね」

 

当時、周囲の励ましは、せせらぎさんにとって苦痛でしかありませんでした。せせらぎさんは、誰にも想像ができない苦しみの中で戦うことになったのです。

 

◇◇◇

最愛の旦那さんとの突然の別れ……。せせらぎさんは後悔と絶望を繰り返し苦しんでいたと言っています。1日１日をパートナーと丁寧に過ごすことの大切さを、私たちは一度ゆっくり考える必要があるのかもしれません。

著者：マンガ家・イラストレーター せせらぎ