「もう作らなくていいよね」食事は出てきて当たり前だと思っている夫。傲慢な態度に嫌気が差して
娘が生まれたあとも、夫は仕事と自分にしか興味がない。「自分は外で働いて、稼いできているんだから妻は家のことを全部やるべきだ」そう考えている夫は、妻子に目を向けず家ではスマホばかり。家族をぞんざいに扱っていた。
昔のカズ君は、やさしい人だった。なのに今は、人を貶めて自尊心を保とうとしていて、自分が一番大事。娘や私のことなんか、まるで考えてもいない。
「この子さえ幸せでいてくれれば、他はどうでもいい」
妻はついに夫へ見切りをつけ、ある決意をした。
もう夫は、大好きだったあのときの「カズ君」じゃない。
ただの「結のパパ」。
そう思うと、今まで一生懸命家事をしていたことが、なんだかばからしく思えた。
食事を作っても「おいしい」「ありがとう」の一言もなく、食べたあとも食器はテーブルに置きっぱなし。
「食事は、当たり前に出てくるものであって、感謝すべきことではない」
そう思ってるんだね。
「家のことだからやって当たり前」と、感謝されることもなく、ありがたみもわかっていない夫。妻は「もう作らない」と心に決めた。
そしてこのあと、妻の静かな怒りをさらに大きくしてしまう事態が……!
著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
昔のカズ君は、やさしい人だった。なのに今は、人を貶めて自尊心を保とうとしていて、自分が一番大事。娘や私のことなんか、まるで考えてもいない。
「この子さえ幸せでいてくれれば、他はどうでもいい」
妻はついに夫へ見切りをつけ、ある決意をした。
夫はただの「結のパパ」。妻に変化が
もう夫は、大好きだったあのときの「カズ君」じゃない。
だから、「カズ君」と呼ぶのをやめた。
ただの「結のパパ」。
そう思うと、今まで一生懸命家事をしていたことが、なんだかばからしく思えた。
食事を作っても「おいしい」「ありがとう」の一言もなく、食べたあとも食器はテーブルに置きっぱなし。
「食事は、当たり前に出てくるものであって、感謝すべきことではない」
そう思ってるんだね。
「家のことだからやって当たり前」と、感謝されることもなく、ありがたみもわかっていない夫。妻は「もう作らない」と心に決めた。
そしてこのあと、妻の静かな怒りをさらに大きくしてしまう事態が……!
著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち