子育て情報『現役保育士ママも経験!ついやってしまいがち…夏のやりがちヒヤリハットとは?』

2022年7月27日 18:00

現役保育士ママも経験!ついやってしまいがち…夏のやりがちヒヤリハットとは?

 

遊具でヒヤリハット!

暑い夏の日の日差しに、熱々に熱せられた公園の遊具。だいたいの遊具が金属ですので、その熱さは尋常じゃありません。触ったらやけどをする可能性があります。カンカン照りのときには、公園に行って遊具であそぶことは恐らくしないと思いますが、夕方に少し涼しくなって公園に行くことはあると思います。そのときも、まずは大人が遊具を触って熱くないかを確かめてください。

特に気をつけたいのが、金属でできているすべり台。触ってみて、「そんなに熱くなかったら、大丈夫!」ではありません。上からすべってくるときの摩擦でいつも以上に熱くなってやけどをすることがあります。
「ちょっと熱いかな?大丈夫かな?」と思ったときは、潔く遊具で遊ぶのはやめ、他のあそびでに切り変えましょう。

水あそびでヒヤリハット!

夏の定番のあそびといえば、水あそびですね。子どもが喜んでくれて、遊べばお昼寝もしっかりしてくれるので親としても嬉しいあそびです。しかし、水あそびには危険も潜んでいます。例えば、子どもは数センチの水深でおぼれてしまいます。ですので、水を張りすぎないことが鉄則です。

私の保育所では水深10㎝以下で水遊びをせています。その上で、絶対に子どもから目を離さないことです。
もしも水あそび中に、インターフォンが鳴ったら、「ピンポンなったから、一回プールから出ようね」と子どもをビニールプールから出して安全な状態にしてから、インターフォンの対応をしています。

また、水で床が滑りやすくなっていますので、子どもが床を歩くときは手をつなぐなどすぐに体を支えられるようにしましょう。水あそび時にも水分補給を忘れないようにして下さいね!

夏だからこそ、夏のあそびを思い切りできる時期でもあります。あそぶときは、子ども目線で環境を整えてあげましょう。

著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨
0~2歳対象の家庭保育所で低年齢児を20年以上保育する。息子が食べないことがきっかけで離乳食に興味を持ち、離乳食インストラクター協会を設立。現在は、保育士のやわらかい目線での離乳食の進め方、和の離乳食の作り方の講座で、ママから保育士、栄養士まで幅広く指導。

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