<SNSトラブル>「え、私が!?」いじめを見ぬ振りする担任に呼ばれた、予想外の内容とは…!?
M美さんは、家では虐待を受け、学校ではいじめられても、周りの大人や担任の先生は助けてくず、辛い幼少期を過ごしてきました。そんなM美さんが、お母さんに「出かけるぞ」と言われ、行き先を聞くと……
病気で働けないという診断をもらうため、病院へ行くというお母さん。
主にアルコールのことを注意されていたお母さんは、「私はアルコール中毒じゃない!」と叫び、医師と看護師が抑えつけなければいけないほど暴れていました。
その異常な光景が恐ろしく、その場から消えたくなる思いがしたというM美さんでしたが……?
兄妹で差別されて育ち……
「君も同じことを言ってたよ」
「そうかもしれない…あんな風になりたくないと強く思っていたのに、いつの間にか母と同じことを……?」
パパの言葉に驚くM美さんでしたが、改めて自分の今までのおこないを思い返しました。
しかし、話の途中だったため、M美さんとお母さんが同じことを言っていたという問題は、後で考えることに。
パパの質問を受け、M美さんはお兄さんについて話し始めました。
小さいころは、なぜお兄さんだけがかわいがられるのかがわからず、そもそも疑問にも思わなかったと語るM美さん。
「毒親マンガを読んだときも全然ピンとこなかったんです。何が悪いのかもわからない……だって家よりはるかにマシだから」
「でも兄妹の性別の違いで差別があったということに共通点を感じて、こうやって話を聞いてもらおうという気になりました」
さらに、M美さんがお兄さんと最後に会話した、6年生のころの記憶を語り始めました。
作文がコンテストで金賞に選ばれ、初めて賞状をもらい、認められる喜びを知ったM美さん。
金賞なんてお兄ちゃんもとったことがないはず!
お母ちゃんに見せたらきっと喜ぶ!
もしかしたら褒めてくれるかも!
M美さんは急いで帰って家に着くなり、
「ただいま! 母ちゃんみて! 私、金賞もらったんだよ!」