子育て情報『「試練ってこんなに続くもの…?」リハビリに通いながらの育児がスタートし…【体験談】』

2022年10月1日 15:30

「試練ってこんなに続くもの…?」リハビリに通いながらの育児がスタートし…【体験談】

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ところが、手術直後に切迫早産に!  麻酔から覚めて気持ち悪い私に、助産師さんたちが「いつ破水してもおかしくないからね!破水したら帝王切開だよ!」と声をかけてきます。それどころじゃない私は、「立て続けに手術しても大丈夫なの……?」なんて、痛みと気持ち悪さの中そんなことを思っていました。

妊娠中のため、ロキソニンなどの強い鎮痛剤が使えないのでカロナールしか服用できず、右腕は激痛MAXです。入院中のお腹のハリ止めのおかげで、なんとか破水は免れましたが……。赤ちゃんは逆子のままなので、「帝王切開は免れない!もう痛い手術は懲り懲りだ!」と念じていたら、帝王切開かどうか決める最終的なエコーで、逆子が直っていたのです。

試練はまだ終わらない…!?

右腕の手術後、10日間入院して晴れて退院しました。その間パパも長女も頑張ってくれました。


そこからリハビリ生活が始まりましたが、右腕がまったく曲げ伸ばしできなくなっていました。赤ちゃんのお世話はおろか、抱っこさえできるわけがありません。二人目だからと余裕でいた私にバチが当たったのでしょうか。

出産予定日までもう少しあったのと、骨折中のため自然分娩できない恐れを考慮し、帝王切開の枠は押さえられたままでした。骨折手術が痛すぎて、「腕も切って、おなかも切るなんて絶対に回避したい!」と思わずにはいられませんでした。

そんな中、出産予定日より早く妊娠39週目で自然分娩で元気な女の子を出産しました。助産師さんたちは「経産婦で良かったよ」と労ってくれました。そして、なんとその日は長女の誕生日。
姉妹そろって誕生日が同じという奇跡も……!  

喜びも束の間、赤ちゃんに低血糖と痙攣の疑いがあるとのことで、NICUに入院となりました。「骨折手術のせい?」などと、また不安に押し潰されそうになりましたが、時間は止まりません。助産師さんにアシストしてもらいながら、片手での育児がスタートしたのです。 

骨折の手術して約1ヶ月後の時期だったので、右腕はまったく使いものにならず、自力で我が子を抱き抱えることすら簡単にできず、本当に悔しかったです。    

やがて赤ちゃんの容体も安定し、一緒に退院できることになりました。

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