2022年11月10日 14:20
早すぎても遅すぎてもNG?インフルエンザ感染時の受診のタイミングと正しい対処法とは?
薬の効能は、インフルエンザ発症後からの時間や症状によって異なるため、使用するかしないかは医療機関の判断で決まります。 解熱剤に関しては、市販薬などで自己判断せずに処方された薬を指示通りのタイミングで使用するようにしてください。
再度受診するべき?家で看る時のポイントは?
時間外でもすぐに受診を!
①痙攣
②呼びかけても反応しない、ぐったりしている(意識障害)
③呼吸が苦しそう
④顔色が青白い、土色、唇が紫色
⑤水分を摂れずに脱水症状がみられる(半日以上排尿がない)
⑥(幼児であれば)暴れる、意味不明な言動がみられる
※これ以外でも様子がおかしいと思ったら受診を!
一度、受診した方がいい症状
①元気はあるが熱が3日間下がらない
②唇や肌が乾燥している
③排尿量が少ない
家で様子をみて良い場合
①元気がある
②熱が下がってきた
③食欲がある
④水分をしっかり摂れている
まとめ
乳幼児は発熱があっても、元気に動き回っていることが多いです。自分で不調を訴えられない為に、気づかないうちに急に悪化することもあります。いつもと違うなという様子があれば、注意深くみていくことが大切です。
監修者・著者:助産師 国際ラクテーションコンサルタント・おむつなし育児アドバイザー 榎本美紀
2001年に助産師免許取得後、杏林大学医学部付属病院・さいたま市立病院・順天堂大学練馬病院の勤務を経て、2013年に埼玉県さいたま市に訪問型の助産院「みき母乳相談室」を開業。病院勤務での経験を元に、母乳育児支援の国際ライセンスである国際ラクテーションコンサルタントとして、地域の母乳育児を支援。訪問時の相談は多岐にわたり、おむつなし育児アドバイザーとしてトイレトレーニングなどの相談も。一児の母。
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