<保育園トラブル>「限界を感じていたのは私だけじゃなかった…」しっかり者の同僚がいきなり…
新しい保育園へ移ったはちみつこさんは、意地悪な同僚や交通費の赤字、理不尽な仕事の分担、園長先生からの嫌味など様々な問題に悩まされます。さらに、早番の6:30に勤務を開始しても、皆んなが帰る夜の19〜20時くらいまで帰れない黒井奈保育園。そして、ようやくやってきた初給料ですが、明細を見て不自然な点を見つけ……。
はちみつこさんは、久しぶりに保育士仲間のかなちゃんからお誘いメールが来ていたのに、先輩の愚痴を聞いていて気付くのが遅くなってしまいました。本来なら16:30までの勤務で会うことができたはずなのに……。「お金がない。自分の時間がない。休日は出かける気力も残っていない。
貯金を切り崩しながら何のために働いているんだろう」ふと虚しくなって、泣きながら家まで帰ったはちみつこさん。旧友からの連絡で、張り詰めていた緊張の糸が切れてしまい、そこから一気に気持ちが折れてしまいました。
月曜日に異変が
限界が来ていたのははちみつこさんだけではありませんでした。
月曜日、谷先生が保育園に来ません。
谷先生の家は保育園から近いため、森先生が家に行こうと思って電話をかけると「はち先生と話したい」と言ったようです。
“いつも笑顔で頑張っている谷先生だけど、谷先生も辛かったのかな……”
早番で6時半から働いても、みんなの仕事が終わるまで帰れない黒井奈保育園。なぜか、谷先生とはちみつこさんは早い番ばかりのシフトで、拘束時間がとんでもないことになっていました。しっかり休息が取れないと心も身体も疲れてしまいますよね。
著者:マンガ家・イラストレーター はちみつこ
<保育園トラブル>「もう無理かもしれない…」新人保育士が急に保育園を休み、話を聞きに行くと…