2022年12月2日 20:30
<誘拐されかけた話>「え、ヤバい」知らないおじさんが近づいてきて、体を思い切り突き飛ばし…
ふくふくさんは幼稚園のお迎えの時にわがままを言い、おじいちゃんに置いていかれてしまいました。そこへ、狙いすましたかのように車で現れた知らないおじさんが「車で送って行ってあげるよ」話しかけてきました。魅力的な誘惑に、思わず乗ってしまいそうになった時に「知らない人の車には絶対乗らない」と、幼稚園で教えられたことを思い出します。助けを求めたいふくふくさんですが、怖くて大きな声を出せません……。
怖くなったふくふくさんは車に乗らずに戸惑っていると、おじさんに腕を引っ張られます。しかし、ふくふくさんは踏ん張り、抵抗します。“どうしよう。乗ったらだめ”と心の中で唱えていると、さらに強く引っ張られます。
その時、「あ、おじいちゃん」とふくふくさんが呟くと、ハッとするおじさん。
ヤバい!見つかった!
ふくふくさんの呟きを聞いて、おじいちゃんが迎えに来たと思ったおじさんは、掴んでいた手を勢いよく離すと、車に飛び乗り走り去りました!
しーん……。
静まり返る中、1人置いていかれたふくふくさん。
「おじいちゃん……」と呟いた途端に、血相をかえて逃げるように去っていったおじさん。親切心から送ってくれると言ったわけではなかったようですね。みなさんは、誘拐を防ぐためにお子さんと約束している決まり事はありますか?
著者:マンガ家・イラストレーター ふくふく
<誘拐されかけた話>「おじいちゃん…」逃げるために咄嗟に言葉を口にするも、思うように声が出ず…