<小学生トラブル>「家庭では被害者なのかもしれない」息子に意地悪をした友だちの抱える闇に先生は…
小学2年の息子・フミヤは、傷付けてしまったお友だち・モリオくんに、いじめられていたことが担任の先生の聴取により確定。担任の先生は、フミヤの母に、モリオくんへの両親に意地悪の件は報告しないと伝えたものの、先生自身も学校の対応に不信感が拭ず教頭先生に反論。教頭先生は公平かどうかも大切なことだけれど、教師はまず第一に児童を守ることが大事なことなのだと言います。
担任の先生の意見に、児童を守るためだと教頭先生。話し合いでのモリオくんの両親の様子、モリオくんは学校でのキャラとは違い、必要以上に話さなかったという様子から、かなり違和感のある家族だからだと説明を始め……。
教頭先生の言葉に担任の先生は…
「モリオくんも守らなければいけない」
「フミヤくんとの問題では、意地悪をした加害者だったかもしれないけれど、もしかしたら家庭では被害者なのかもしれない」
教頭先生は、モリオくんの両親に、意地悪のことを話すことで、モリオくんが家庭で被害を受ける不安があると、話します。
「それなら……モリオくんは何をやってもとがめられなくなりませんか?」と担任の先生が懸念しますが、教頭先生は、そうならないよう学校にいるすべての職員に今回の話し合いの状況を把握してもらって、何かあれば躊躇なく動けるようにすると説明し……。
「この学校にいる大人全員の目で彼を見守って行きましょう」
教頭先生の言葉に、担任の先生は「はい。承知いたしました」と答えたのです。
教頭先生は、フミヤくんだけでなく、モリオくんを守ることも大事なことだと考えていたのですね。学校の先生たちに状況をしっかり共有してくれるのは安心につながりますよね。
著者:マンガ家・イラストレーター 愛すべき宇宙人
中学生の長女、小学生の長男、アラフォー夫婦の4人家族です!日常のクスッとした笑いやホロリと涙するエピソードをInstagram(@aisubekiutyu_jin)からお届けしています。
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