<小学生トラブル>「バーカ」まさか…!息子のポケットから出てきた紙切れ。何も言わない息子に母は?
ソウがレクトに声をかけたことをきっかけに、放課後の公園で遊ぶようになった2人。元々は違うクラスでしたが、3年生の新学期から同じクラスになりました。誰とでも気さくに話せるソウと、友だちの輪になかなか馴染めないレクトは、学校ではたまに話す程度。レクトには「せめて放課後の公園だけでもソウと遊びたい」という切なる思いがあり、ソウを遊びに誘います。しかし、ソウは習い事を始めるため誘いを断りました。レクトの思いを知るよしもないソウ。2人の関係には温度差が生まれていました。
レクトの誘いを断りしばらく経つと、ソウのくつ箱に紙クズを入れられる嫌がらせが始まります。
犯人の見当がついているものの、誰にも言わずに我慢していたソウ。すると、嫌がらせは次第にエスカレートしていき、ある日教室で、足をかけられて転んでしまいました。
なんとか怪我することなく済んだソウですが、顔を上げると、ニヤッとほくそ笑むレクトがソウを見つめていました。「なんでレクトはオレに嫌がらせをしてくるんだ!?」。嫌がらせをされる理由が見当たらないソウは、やり過ごしていましたが……。
何気なく見た、子どものズボンのポケットに…
ある日、友だちと下校しようとしたとき、突然雨に降られてしまったソウ。びしょ濡れで帰宅しました。
「お母さん、ただいま!」
この日、ソウは塾へ行く日。
「雨の中大変だけど、塾の時間が迫ってて。脱ぎっぱなしでいいから、着替えてから急いで行ける?」
お母さんの問いに元気良く「うん、行ける!!」と答えるソウ。急いで塾へ向かいました。
ソウの脱いだ服を洗濯しようと、ポケットの中身を確認するお母さんは、何かを見つけます。
「ん?」
“バーカ”
そう書かれた紙切れが入っていました。
「え……何これ……」
突然のことに驚き、お母さんは言葉を失ってしまうのです。
子どもの持ち物から、悪口が書かれたメモを見つけてしまったら……。