<急性脳症>熱が40℃を超えてしまった娘。どうするか夫婦で相談し、出した答えとは?
3人の子どもを育てているサチさん。3人とも初めての発熱は突発性発疹が原因でした。なので、1番下の子が発熱したときも安易に考えていたら、まさかの事態になってしまい……?
ある日サチさんは、調子が悪そうなヒカリちゃんの様子を見て心配になり、念のためかかりつけの小児科医で診察してもらうことに。すると、風邪だったようで薬をもらって家に帰りました。
次の日も熱はなかったので、薬を飲ませて保育園に登園したヒカリちゃん。そしてその次の日も、いつも通り保育園に行ったのですが、お昼前に保育園から電話がかかって来たのです。
内容は、ヒカリちゃんが熱を出してしまったので、迎えに来てほしいというものでした。サチさんは、ヒカリちゃんを保育園に迎えに行き、すぐにかかりつけの病院へ。
先生に突発性発疹だと診断され、「けいれんなどが起こった場合はすぐに救急に行ってください」と言われました。
家に帰ってからも、ヒカリちゃんの機嫌は良くならずサチさんから離れようとしません。そして、ここから長く不安な週末が始まってしまうのです……。
長女のユメちゃんをお迎えに行ってくれた、夫が帰宅。
夫はサチさんと、ヒカリちゃんの抱っこを変わろうと思ったのですが、ヒカリちゃんはサチさんから離れようとしません。
そしてその夜、ヒカリちゃんの熱を測ってみるとなんと40℃まで上がっていたのです。サチさんは夫と相談し、解熱剤を使用することにしました。
解熱剤を使いしばらくすると、熱は下がりヒカリちゃんはようやく布団で眠ることができました。
ヒカリちゃんが眠れたことに安心したサチさんは、夫の「少し寝たら? 俺がヒカリのこと見ておくよ」という言葉に甘えて少し休むことにしたのです。
◇◇◇
医師曰く、生後3カ月未満で38℃以上の発熱がある場合は、他の症状の有無に関係なく夜間・休日にかかわらず必ず受診したほうが良いとのこと。生後4カ月以降で、発熱以外に症状が現れておらず、哺乳力にも問題がない場合は診療時間内の受診で良いそうです。
熱が40℃まで上がってしまったヒカリちゃん。救急外来に行こうか迷ったようでしたが、解熱剤を使用すると熱が下がりました。熱が下がり、ヒカリちゃんも布団でゆっくり眠れているところをみると、サチさん夫婦も少しは安心できたのではないでしょうか。
監修者:医師 神奈川県立こども医療センター総合診療科部長 松井 潔 先生
愛媛大学医学部卒業。神奈川県立こども医療センタージュニアレジデント、国立精神・神経センター小児神経科レジデント、神奈川県立こども医療センター周産期医療部・新生児科等を経て現在、同総合診療科部長。
著者:マンガ家・イラストレーター つきママ
ワーママで3児の母。子育て、仕事、マンガを描くこと。どれも全力投球しています!
ある日サチさんは、調子が悪そうなヒカリちゃんの様子を見て心配になり、念のためかかりつけの小児科医で診察してもらうことに。すると、風邪だったようで薬をもらって家に帰りました。
次の日も熱はなかったので、薬を飲ませて保育園に登園したヒカリちゃん。そしてその次の日も、いつも通り保育園に行ったのですが、お昼前に保育園から電話がかかって来たのです。
内容は、ヒカリちゃんが熱を出してしまったので、迎えに来てほしいというものでした。サチさんは、ヒカリちゃんを保育園に迎えに行き、すぐにかかりつけの病院へ。
先生に突発性発疹だと診断され、「けいれんなどが起こった場合はすぐに救急に行ってください」と言われました。
家に帰ってからも、ヒカリちゃんの機嫌は良くならずサチさんから離れようとしません。そして、ここから長く不安な週末が始まってしまうのです……。
とても苦しそうな娘の顔を見て…
長女のユメちゃんをお迎えに行ってくれた、夫が帰宅。
夫はサチさんと、ヒカリちゃんの抱っこを変わろうと思ったのですが、ヒカリちゃんはサチさんから離れようとしません。
そしてその夜、ヒカリちゃんの熱を測ってみるとなんと40℃まで上がっていたのです。サチさんは夫と相談し、解熱剤を使用することにしました。
解熱剤を使いしばらくすると、熱は下がりヒカリちゃんはようやく布団で眠ることができました。
ヒカリちゃんが眠れたことに安心したサチさんは、夫の「少し寝たら? 俺がヒカリのこと見ておくよ」という言葉に甘えて少し休むことにしたのです。
◇◇◇
医師曰く、生後3カ月未満で38℃以上の発熱がある場合は、他の症状の有無に関係なく夜間・休日にかかわらず必ず受診したほうが良いとのこと。生後4カ月以降で、発熱以外に症状が現れておらず、哺乳力にも問題がない場合は診療時間内の受診で良いそうです。
熱が40℃まで上がってしまったヒカリちゃん。救急外来に行こうか迷ったようでしたが、解熱剤を使用すると熱が下がりました。熱が下がり、ヒカリちゃんも布団でゆっくり眠れているところをみると、サチさん夫婦も少しは安心できたのではないでしょうか。
監修者:医師 神奈川県立こども医療センター総合診療科部長 松井 潔 先生
愛媛大学医学部卒業。神奈川県立こども医療センタージュニアレジデント、国立精神・神経センター小児神経科レジデント、神奈川県立こども医療センター周産期医療部・新生児科等を経て現在、同総合診療科部長。
小児科専門医、小児神経専門医、新生児専門医。
著者:マンガ家・イラストレーター つきママ
ワーママで3児の母。子育て、仕事、マンガを描くこと。どれも全力投球しています!