<小学生トラブル>「やり返せって!」父と意見が食い違う母。嫌がらせを受ける息子に提案したことは?
誰とでも気さくに話せるソウと、友だちの輪になかなか馴染めないレクト。2人は、ソウがレクトに声をかけたことをきっかけに、放課後の公園で遊ぶようになりました。ソウにとってレクトは友だちの1人にすぎませんが、レクトにとってソウは唯一の友だち。2人の関係には温度差があり、ソウが習い事を理由にレクトの誘いを断ったことをきっかけに、レクトから嫌がらせを受けるようになります。くつ箱に紙くずを入れられたり、足をかけられ転びそうになったり……。そんなことがありながらも、ソウはやり返すこともなく、黙ってやり過ごしていました。
ある日、ソウの服を洗濯しようとしたソウのお母さんは、ポケットから“バーカ”と書かれた紙切れを見つけてしまい、動揺しながらも、本人に「いじめられてるの?」と尋ねます。
ソウは、「いじめではなく、レクトからよくちょっかいを出されている」と説明。
そして、「オレ、いい加減ムカついてきたから、今度レクトにやられたら、やり返していい?」と続けます。ソウは、偶然お母さんに知られてしまったタイミングで、“やり返したい”という気持ちが生まれますが……。
息子に“友だちにやり返していいか”と尋ねられた母は…
「や、や、やり返すぅぅぅ!?」
息子から“友だちにやり返したい”という言葉を聞き、思わず大声が出てしまうお母さん。
「お父さんからも、やられたらやり返せって言われてるし」と張り切るソウを、「待って! ソウ、聞いて!」と落ち着かせます。
「嫌なことするのは、レクトくん1人?」
状況を把握しようとするお母さん。
「レクトだけ。あとはみんな仲良し」
「じゃあ先生に言おう。やり返したらソウも同じになっちゃうよ」と、ソウを諭します。
しかし、担任の先生は奥さんの出産のために3日間、不在の予定。「それでも、やり返すのは良くない」と改めて伝え、先生が戻ってくるまでは、レクトとあまり関わらないようにと、お母さんはソウに言い聞かせます。
そして、ソウを安心させようと、「担任の先生が戻ってきたら、私から先生に話す」