<小学生トラブル>「お前なんか消えろ」負の感情が爆発した少年。心配してくれた友人に殴りかかり!?
誰とでも気さくに話せるソウと、友だちの輪になかなか馴染めないレクト。2人は、ソウがレクトに声をかけたことをきっかけに、遊ぶようになりました。ソウにとってレクトは友だちの1人にすぎませんが、レクトにとってソウは唯一の友だち。2人の関係には温度差があり、ソウが習い事を理由にレクトの誘いを断ったことをきっかけに、レクトから嫌がらせを受けるようになります。そのことを偶然、母親に知られてしまったソウは、母親と話し合い、「担任の先生に相談するまではレクトとあまり関わらず、様子をみよう」ということになりました。
奥さんの出産のために3日間不在にしている担任の戻りを待ち、その間はレクトからの嫌がらせに反応せず、やり過ごしていたソウ。
ある日、レクトは友だちからの呼びかけに一切反応せず、給食も食べないで机に打ち伏していました。そんなレクトの様子に、「気にしない、気にしない」と無視しようとしますが、心配する気持ちが勝ったソウ。
思い切ってレクトに声をかけますが……。
「体調が悪いのかも」と心配して声をかけるも…
「具合、悪いのか?保健室に……」
反応のないレクトが心配になり、思わず声をかけたソウ。
「うるせぇ!」
「お前なんか消えろぉぉぉぉ!」
レクトは勢いよく起き上がり、ソウに罵声を浴びせ、そのまま殴りかかります。間一髪レクトの拳をかわしたソウ。その様子にクラスメイトもざわつきますが……。
「◯ろす!! ◯ろす!! ◯ろす!! ◯ろす!!」
「ソウ! ◯ねぇぇぇ」
レクトはヒートアップし、さらにひどい言葉でののしりながら、ソウに向かっていくのでした。
“ちょっかいを出しても反応してくれない”ということが、レクトの気持ちを逆撫でしてしまった、今回の出来事。体調を心配する気持ちから、ソウが声をかけたことで、怒りが爆発してしまいました。元々は、仲良く遊んでいた2人。
ちょっとしたすれ違いから、レクトの中でソウに対する憎悪が膨らんでしまったようです。