子育て情報『<小学生トラブル>「オレが悪いみたいじゃないか」攻撃したのに被害者ぶる少年。先生は騙されている?』

<小学生トラブル>「オレが悪いみたいじゃないか」攻撃したのに被害者ぶる少年。先生は騙されている?

誰とでも気さくに話せるソウと、友だちの輪になかなか馴染めないレクト。ソウにとってレクトは友だちの1人にすぎませんが、レクトにとってソウは唯一の友だちでした。2人の関係には温度差があり、ソウが習い事を理由にレクトの誘いを断ったことをきっかけに、レクトから嫌がらせを受けるようになります。ソウはレクトからの嫌がらせに取り合わず、やり過ごしていましたが、ある日、机に打ち伏したまま反応のないレクトが心配になり、声をかけました。すると、「うるせぇ! お前なんか消えろぉぉぉぉ!」と勢いよく起き上がり、レクトが突然殴りかかってきたのです。

ソウは、突然殴りかかってきたレクトに、「なんで殴ろうとするんだよ!?」と冷静に対応します。腕をつかみ制止するも、興奮が収まらないレクト。すると、騒ぎを聞きつけた教頭先生が教室に入ってきました。


「何をしているんだ!?」2人を問い詰める教頭先生に対し、レクトは目を潤ませ、「助けて……」と訴えます。ソウは、「俺は何もしてない。こいつが何もしないなら離すよ」と両手をあげますが、レクトは突然うずくまり、「痛い」と泣き喚きます。

殴りかかってきた友だちを制止していただけなのに…

君が好き20


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突然うずくまり、「痛い」と泣き喚くレクト。

その様子を見た教頭先生は、2人から話を聞く前に、「念のため君は保健室に行きなさい」と、レクトの肩を抱き教室を出ます。 

「なんでだよ……。教頭先生はレクトをかばうの? まるでオレが、悪いことをしたみたいじゃないか!」

悔しさで涙ぐむソウ。そんなソウを不敵な笑みでレクトが見つめます……。

その後、ソウは教頭先生から事情を聞かれました。

「君の話はよくわかった。今日は帰りなさい」

教頭先生からそう促されるも、先ほどのソウが悪いかのような教頭先生の対応もあり、ソウは釈然としない気持ちで帰路につくのでした。


教頭先生に騒ぎを知られると、うずくまり、まるで自分が被害者のように見せたレクト。

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