「意見が聞きたいの!」無言の夫に泣いて訴えた結果、夫はとんでもない発言を!<カサンドラで離婚>
アスペルガー症候群の夫、ユーマさんとの結婚生活からカサンドラ症候群になり、離婚したアコさんのお話です。夫のユーマさんはやさしくて真面目な人でした。しかしアコさんは、結婚後、息苦しさと孤独を感じるように。とくに産後は、育児の悩みを相談しても一緒に悩んでくれる様子が見られず、アコさんの心はどんどん離れていきました。そんな矢先に、事件が起こります。ユーマさんが、1歳の息子を真っ暗な1階の部屋に置き去りにしたまま、2階で寝ていたのです! アコさんが怒っても話がかみ合わず、アコさんはわかってもらうことを断念してしまいました。
周囲に相談しても「頼めばやってくれるのにぜいたく」などと言われてしまい、相談しては否定され、次第にアコさんは「自分が悪い」と自分を否定していくことも増えていきました。
ある日、アコさんは黙っているユーマさんにイライラが爆発してしまいました。
するとユーマさんは……!?
え?生理前だから?
アコさんは、ユーマさんとわかり合えないことにイライラし、相談ごとをすることも少なくなっていきました。けれど日常の中で怒ることは多々ありました。
しかし、アコさんが怒ってもユーマさんは黙って聞いているだけ……。
何も言わないユーマさんに、アコさんは泣きながら意見を言ってと訴えましたが、ユーマさんは無言のまま。
しばらくして、アコさんは落ち着きを取り戻すと、「言い過ぎた」と言いました。
するとユーマさんは、「大丈夫、わかってるし」と言いました。
そして、
「アコちゃん生理前ってよくこうなるからもう慣れた」
と言ったのです!
アコさんは自分の気持ちをまったく理解してもらえず、イライラを生理前の症状ととらえられてしまい、絶句してしまいます……。体を震わすアコさんの横で、事態をわかっていないユーマさん。
アコさんはそれでも、まだユーマさんとわかり合いたい気持ちが残っていたため、割り切ることはできませんでした。そして、期待しては落ち込むを繰り返してしまうのでした。
アコさんは、自分の不満を女性ホルモンのせいにされることは悲しかったと言います。