2023年2月24日 23:40
<急性脳症>「パパ、どうしよう?」退院後、けいれんを起こした娘。病院へ連れて行くと驚きの結果が?
3人の子どもを育てているサチさん。3人とも初めての発熱は突発性発疹が原因でした。なので、1番下の子が発熱したときも安易に考えていたら、まさかの事態になってしまい……?
ICU(集中治療室)から一般病棟に移ったことにより、サチさんはヒカリちゃんと過ごすことができるようになりました。そして、しばらくするとヒカリちゃんが目を覚ましたのです!
その後、順調に回復したヒカリちゃんは退院できることに。サチさんは職場に休職届けを出して、しばらくはヒカリちゃんの看病に専念することを決めていました。
しかし、サチさんが1番恐れていたことが、退院後すぐに起こってしまったのです……。
ずっと左手を握りしめている娘の姿に違和感
退院して数日後、家でヒカリちゃんがけいれんを起こしたのです。そのとき、けいれんは数分でおさまりましたが夫と一緒にヒカリちゃんを病院へ連れて行きました。
先生に診てもらうと、「熱もないし落ち着いているので帰って大丈夫」と言われたのですが、サチさんには気になることがあったのです。
それは、ヒカリちゃんがずっと左手を固く握っていることでした。
先生にそのことを聞くと……。
「左半身にまひが残ると思います」と言われたのです。
◇◇◇
医師によると、左半身のまひは右の脳の後遺症が考えられるとのこと。MRI検査をすると原因がわかることがあるのだとか。
半身まひは、リハビリを行うと歩けるようになることが多いそうです。
ヒカリちゃんは、左半身にまひが残ると言われたサチさん。今後、リハビリをして徐々に回復していけるといいですね。
著者:マンガ家・イラストレーター つきママ
ワーママで3児の母。子育て、仕事、マンガを描くこと。どれも全力投球しています!
監修者:医師 神奈川県立こども医療センター総合診療科部長 松井 潔 先生
愛媛大学医学部卒業。神奈川県立こども医療センタージュニアレジデント、国立精神・神経センター小児神経科レジデント、神奈川県立こども医療センター周産期医療部・新生児科等を経て現在、同総合診療科部長。小児科専門医、小児神経専門医、新生児専門医。
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