<小学生トラブル>先生が息子を疑っている…!?殴ろうとしてきた友だちがウソをつき、息子を悪者に
小学3年生で、同じクラスのソウとレクト。友だちの輪になかなか馴染めないレクトにとって、ソウは唯一の友だちでした。しかし2人の関係には温度差があり、ソウがレクトの誘いを断ったことをきっかけに、レクトから嫌がらせを受けるようになります。嫌がらせを無視していたソウですが、ある日、机に打ち伏したまま反応のないレクトが心配になり声をかけると、レクトは興奮した様子で、突然殴りかかってきました。ソウがレクトを制止していると、騒ぎを聞きつけた教頭先生が駆けつけます。すると、突然うずくまり、「痛い」と泣き喚くレクト……。その様子に教頭先生は、レクトをかばうようにレクトを保健室へ促します。まるで自分が悪者かのような雰囲気に、ソウは困惑していました。
その後、教頭先生から話を聞かれ、帰宅したソウ。学校での出来事に動揺し、出迎えてくれたお母さんを前に、涙が出てしまいます。お母さんに、「レクトが突然殴りかかってきた」と事情を説明していると、教頭先生から電話がかかってきました。
教頭先生の話によるとレクトは、「ソウに殴られて、頬が腫れてしまった。ソウからずっといじめにあっていた」と、教頭先生に説明していたようで……。
先生から、息子が友だちをいじめていたように言われ…
「レクトくんが言うには、『3年生になってからずっとソウくんにいじめられている』と」
教頭先生の話に、耳を疑うソウのお母さん。
「もちろん、確定ではないですが、実際レクトくんの頬は赤く腫れていまして……」
そして、教頭先生が2人のもみ合いを見たとき、ソウがレクトを羽交い締めにしていた、と言うのです。
ソウは殴ろうとしてくるレクトを制止していただけだと知っているお母さん。
「ちょっと待ってください!!」
教頭先生に事情を説明しようとすると……。
「すみません、私は今、お母さんと話したいわけではなく、ソウくんに確認を取りたいので。電話を代わってもらっていいですか?」
お母さんの言葉を遮り、ソウに代わるように言う教頭先生。