子育て情報『<誰も悪くない>「妊娠や出産に否定的な人はいるんです」そう言って前を向く彼女の強さ』

<誰も悪くない>「妊娠や出産に否定的な人はいるんです」そう言って前を向く彼女の強さ

接客業の正社員として働くくらさん。つねに人手不足で入れ替わりが激しい店舗に勤めていました。そこに不妊治療中の新人さんが入社したことを機に、ヘルプに回されるのが当たり前の激務がスタート。「誰も悪くない」。だけど……。ヘルプ要員としての業務にも慣れてきたころ、今度は隣県へのヘルプを打診されます。慣れない店舗での業務はストレスも溜まっていく一方。そんなある日、ようやく明るい知らせが舞い込みますが、それによってスタッフの陰口を耳にすることに。


働きづめの生活に疲れ切っていたある日、リーダーから「ヘルプ終了」の知らせが届きます。「ようやく解放される!」と思えた瞬間、一気に前向きな気持ちになるくらさん。スタッフが集まるミーティング日には、不妊治療中だった同僚のいこさんが妊娠したとの明るい報告を受け、一気に祝福ムードに包まれます。しかし、一方でいこさんの妊娠を良く思わない人がいることを知ってしまい……。

陰口にもひるまない姿に

誰も悪くない 11


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めでたく妊娠したいこさんは、立ち仕事がない部署への異動が決まります。一気に祝福ムードに包まれたものの、陰でいこさんの妊娠を良く思わない人がいることを知ってしまうのでした。「トイレで何ていう話を……」と驚いていると、そこにいこさんが姿を現します。

案の定、トイレでのいこさんに対する陰口は、本人にも聞かれていた様子……。しかし、「迷惑をかけたのは事実なので」と言いながら、気にしない素振りを見せるいこさん。「今、自分が一番大事なのは赤ちゃん」という言葉に、女性としての強さを感じたと言います。

言葉では気丈に振舞っているものの、誰だって陰口を言われるのは悲しいもの。陰口を言ってしまった人も、「迷惑をかけられたこと」に対する不満であって、不妊治療を受けていたいこさんに対する批判をするつもりではなかったのかもしれません。
でも、心ない一言によって「赤ちゃんがほしい」という気持ちを否定してしまうような言動には気をつけたいですね。

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著者:マンガ家・イラストレーター くら
2021年生まれの男の子のママです。Instagramやブログにて育児漫画や過去話、体験談などを描いてます。

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