<小学生トラブル>「調子に乗るんじゃねぇ!」息子の友だちを送り届けていると、急に様子が一変し!?
同じクラスのソウとレクト。友だちの輪になかなか馴染めないレクトにとって、ソウは唯一の友だちでした。しかし2人の関係には温度差があり、ソウがレクトの誘いを断ったことをきっかけに、レクトから嫌がらせを受けるようになります。ある日、話しかけただけで殴りかかってきた興奮状態のレクトをソウが制止していると、騒ぎを聞きつけた教頭先生が駆けつけました。事情を説明したあと、ソウが帰宅すると、先生から電話があり再び話すことに。レクトは先生に、「ソウからの嫌がらせがつらくて、机に突っ伏していた」と話していたのです。ソウは、「オレはやっていない」と先生に説明しますが、「とりあえず明日は普通に学校に来ればいいから」と電話を切られてしまいます。
仕事から帰宅したお父さんに、事の経緯を説明していると、レクトの名前に覚えがあったお父さん。
偶然、遅い時間にひとりで公園にいるレクトに声をかけていたことがわかりました。
お父さんが声をかけた際、相手がソウの父親だと知ると、レクトは興奮した様子で「今からソウと遊びたい!」と訴えてきました。しかしお父さんは、「今はダメ。君を家まで送っていく」と言い聞かせます。レクトは反抗的な態度で「消えろ!」などと暴言を吐いていましたが……。
家の近くまで送ると、急に少年の様子が…
暴言を吐くレクトに毅然とした態度で、「帰るんだ」と言い聞かせたお父さん。
「うぜぇ〜」と文句を言われながらも、レクトを送るため公園を出ました。
「それで? 家まで送ったの?」
お母さんが尋ねます。
「それが、普通に話してたのに、家の近くまで来たら急に……」
家が近くなると、レクトの様子が急変したようです。お父さんの話によると……。
「レクトっていうのか。珍しい名前だね」
「別に。それよりソウと遊びたかったな。
ソウはかわいそうだね。自由じゃない。夜も遊べればいいのに」
「かわいそうなのは、ソウの方だと思っているのか」と、驚くお父さん。