子育て情報『「こんなの母親?」心からかわいいと思えず後ろめたい気持ち。今でも残る、長女が赤ちゃんのときの後悔』

2023年3月31日 11:40

「こんなの母親?」心からかわいいと思えず後ろめたい気持ち。今でも残る、長女が赤ちゃんのときの後悔

わが家の第1子、現在5歳の長女は大人びた発言も飛び出す活発な女の子です。そんな長女のことを、今では心の底から大好きと言える私。しかし、長女がまだ1歳になる前は、胸を張って大好きとは言えませんでした。現在1歳の長男を見ると、そのときの後悔が今でもはっきりと蘇ります。

育児がつらかった長女のとき

長女を出産してから今まで、99%ワンオペで過ごしてきたわが家。知り合いのいない土地で、毎日長女と2人だけで過ごす日々でした。初めての赤ちゃんにどう接したらいいのかわからなくて、長女と2人きりのときは私にとって苦しい時間。

「早く夜にならないかな」「赤ちゃんの時期なんて全部飛ばして、早く小学生くらいになってよ」と毎日毎日悩み、苦しんでいました。
そんな苦しい時間を避けるように、日中はできるだけ子育て支援センターや買い物に出かけ、長女と2人きりの時間をつくらないようにする綱渡りの日々でした。

かわいいと思えない…こんなの母親?

娘と過ごす時間がつらいと感じる一方、夫は娘をこの上なくかわいがります。夫は娘の世話をすると言っても休日の1~2時間、私が買い物に行っている間に見ているだけ。短時間しか関わっていないからこそ、手放しにかわいいと言えるのかもしれませんが、このときは夫が娘に「本当にかわいいな!」と言っていることに、「私は心からそう思えない……」と後ろめたさを感じていました。

次第に娘が成長し、1歳を過ぎて言葉が出てくると、娘のことを愛おしく思う気持ちも大きくなってきました。それに伴い、今の娘をかわいいと思えるようになった私。


長男が生まれて価値観が一変!

その後、第2子となる長男を出産しました。すると、赤ちゃんの長男がかわいくて仕方がない自分にびっくり! ハイハイをする姿も寝ている姿も、すべてが愛おしく、長女のときにはなかった幸せな気持ちに。

そんな長男を見ていると、同時に長女への申し訳なさも湧き出てきます。「全部飛ばして大きくなってほしいだなんて、私は長女に対し、なんて気持ちで接していたんだろう……」と後悔が押し寄せてくるのです。時々、現在の長女の寝顔を眺めては「赤ちゃんのとき、○○ちゃん(長女)のことを心からかわいいと思えなくてごめんね」とひっそり謝っています。 

長女へ抱いていた感情を振り返ると、今でも泣きそうなくらい申し訳ない気持ちになります。

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