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「そんなふうに笑わないで!」母親が急に声を荒げてしまった理由は<子どもの誤飲事故>

ベビーカレンダー
2人の姉妹をもつあんころさんが、子どもの誤飲の恐怖に悩む体験マンガです。次女のとちちゃんはハイハイするころ、何でも口に入れるようになりました。誤飲による事故をニュースで見て、検索魔になるほど心配していたあんころさんは、できる限りの誤飲対策をしました。しかし、ある日、ちょっと目を離した隙に誤飲しかけてしまったとちちゃん。最悪の事態は免れたものの、あんころさんは自分を責めるようになっていきます。誤飲しかけた話を長女のゆぴちゃんにすべて伝えることに。

「そっか〜、それはとちこわかったね〜」と、ニコッと笑うゆぴちゃん。

 

その反応にあんころさんは納得できなかった様子で、ゆぴちゃんに八つ当たりを……。


 

「どうして笑うの?」


「そんなふうに笑わないで!」母親が急に声を荒げてしまった理由は<子どもの誤飲事故>


 

「そんなふうに笑わないで!」母親が急に声を荒げてしまった理由は<子どもの誤飲事故>


 

「そんなふうに笑わないで!」母親が急に声を荒げてしまった理由は<子どもの誤飲事故>


 

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「そんなふうに笑わないで!」母親が急に声を荒げてしまった理由は<子どもの誤飲事故>


「ゆぴ、どうして笑うの?」

 

とちちゃんが危ない目にあったのにも関わらず、なんで笑えるの?とゆぴちゃんに強い口調で責めるあんころさん。

 

苛立ちは頂点に達し、

「そんな風に笑わないでよ!」

と声を荒げてしまいました。

 

親として最低な行為だとわかっていても、感情を抑えきれなかったあんころさん。

 

すると、ゆぴちゃんは笑った理由をゆっくり話し始めます。

 

「自分の状況がわからないのに、家族がすごい顔して向かってきたら、とちちゃんはすごく不安で怖いと思うの」

「だからわたしは、とちに『大丈夫だよ』って伝えたくて笑ったの」
 

この言葉にハッとしたあんころさん。

 

ゆぴちゃんなりに考えた行動、ゆぴちゃんはまだ子どもなのに完璧を求めていた自分、当たり前のことを見失いかけていたことに気付かされました。

 

 

心配していたのはあんころさんだけじゃなかったようです。ゆぴちゃんなりにいろいろと考えて、とちちゃんと向き合っていたんですね。
心に余裕がなくなると大事なことを忘れやすくなってしまいます。このタイミングで気づくことができてよかったですね。

 

※赤ちゃんは、口に入れたり舐めたりする行為から、それらがどういったものであるかを認識して学習していると言われています。そのため、口に入れたり舐めたりする行為は赤ちゃんの成長にとってとても大切です。ただし、口に入れると危険な物もあるので注意が必要です。特に、直径3.9mm以下の物は赤ちゃんの口に入るため、誤飲の原因に。赤ちゃんの手が届く範囲に置かないよう徹底しましょう。

 

監修/助産師 松田玲子

 

著者:マンガ家・イラストレーター あんころ
フルネームは蓬田あんころぴぷぺです。
口癖「大丈夫」を直したい。

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