上司「子作りの時期くらい考えろ」妊娠報告後、明るい妻が別人のように変わったワケ<妻が捨てたもの>
あおばさんの息子さんと仲良しで、同じ保育園に通っている美空ちゃん。普段から母親に冷たい態度を取られている様子があり、あおばさんは気になっていました。
美空ちゃんのパパ・ハルやんは、あおばさんの同級生。妻の言動や夫婦関係について悩みを抱えていて……。
美空ちゃんのママは、熱を出した美空ちゃんを保育園に預けたまま立ち去ってしまいました。その一部始終を見ていたあおばさんは、ハルやんに何があったのかを説明します。その流れで「ママはどこにいるの?」と尋ねると、「アイツ、消えやがった!」と、まさかの言葉が返ってきて……!
さらにハルやんは、「アイツは別の男のところにいる」と、ママの不倫疑惑まで口にし始めます。かつての美空ちゃんママは、明るい性格で仕事にも一生懸命な女性だったそう。
結婚生活も順調に見えていましたが、あることをきっかけに、ママの態度が変わっていったといいます……。
ママが変わったのは、妊娠中の“ある出来事”
ハルやんと奥さんのミソノさんは、順風満帆な結婚生活を送っていました。
ある日、ミソノさんから嬉しい報告があったのです。
「私、妊娠した」
この報告を受けたハルやんは、とてもうれしくなりミソノさんに思わず抱きつきました。この気持ちは2人とも同じだと思っていたのですが、ミソノさんは複雑な心境だったようで……。
その理由は、妊娠が判明する少し前のこと。仕事で初めてプロジェクトリーダーを任されたミソノさん。「必ず成功させてみせる!」と張り切っていた矢先の妊娠。
仕事への影響を心配していたようです。
その不安は的中……ある日上司から呼び出されたミソノさんは、突然「プロジェクトリーダーから降りてもらえないか」と言われました。これには納得できず反論しますが、上司は聞く耳を持たず話を進めていきます。
「プロジェクトの最終発表会にはお腹がかなり大きくなっている。大切な取引先にみっともない姿で出るな」
「子どもを作る時期くらい考えろよな」
この不当な扱いに、ミソノさんは心に大きな傷を負ってしまったのでした。
妊娠は本来、祝福されるべき出来事のはず。しかし現実には、仕事との両立や周囲の理解不足に悩む人が少なくありません。大切なのは、「妊娠=戦力外」ではないという意識を、職場全体で共有していくこと。
仕事か家庭かと二者択一を迫られるのではなく、安心して両立を目指せる社会でありたいですね。
著者:マンガ家・イラストレーター あおば