子育て情報『<僕たちは親になりたい>「お母さんにしてあげたい」自らの思いを伝えた夫は、妻にある提案をして?』

<僕たちは親になりたい>「お母さんにしてあげたい」自らの思いを伝えた夫は、妻にある提案をして?

3年前に結婚した美咲と拓也。美咲はずっと子どもがほしいと思っていたものの、2人の間には子どもができずにいました。もともと妊活に対して温度差があった2人ですが、紆余曲折を経て、夫婦ともに同じ熱量で妊活に向き合うことに。そして、「まずは1年間頑張ってみよう」と、本格的に妊活に力を入れる日々がスタート。しかし、受精のタイミングが月に1度しかないことや、美咲の生理周期が一定でないことから、妊娠することは決して簡単ではないという現実に直面したのです。最初は笑い合いながら励まし合っていた2人でしたが、妊活を開始してから1年が経過するころには、何とも言えない空気感が漂い始めるようになっていきます。

そんなある日、拓也が「病院へ行こう」と美咲に提案。しかし美咲は、その言葉に戸惑ってしまいます。


戸惑った理由は、以前美咲が「評判のいい不妊治療のクリニックに一緒に通おう」と提案したとき、拓也に断られていたことにありました。

「拓也、前に病院は行かないって……」そう言い返すと、拓也は理由を話し始めて……?

夫の妊活に対する意識が、この1年で大きく変わっていて

「僕たちは親になりたい」22話


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「僕たちは親になりたい」22話


「僕たちは親になりたい」22話


「僕たちは親になりたい」22話


「この1年で考えが変わった……」

妊活を取り組むようになり、

すれ違う親子に目を配るようになっていった拓也。 

「前は想像できなかった家庭が

ほんの少し見えた気がする」

そう言うと、美咲をお母さんにしてあげたいこと、

自分も父親になってみたいことを伝えます。

「やろう! 不妊治療!

利用できるものは利用してやろうじゃんか!」

ハッキリと自らの決意を美咲に示すのでした。

◇◇◇

拓也の言葉1つひとつからは、美咲への愛情に加えて、家族を持つことへの希望が込められているように感じました。不妊治療に対して最初は前向きではなかった拓也ですが、この1年でこんなに考え方が変わるなんて驚きですね。

著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち

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