<子育てダメ出しママ>「どうしよう…」疎遠になっていた友人から、急に子連れで会いたいと連絡が!?
大学生のときに、ゼミで知り合ったシィさんとエーコさん。タイプの違う2人でしたが、ゼミの打ち上げで、苦手なお酒を先輩にすすめられて困っていたシィさんを、エーコさんが助けてくれたことがきっかけとなり仲良くなりました。社会人になってからも交流を続けていた2人は互いに結婚し、エーコさんは、妊娠・出産。シィさんが出産祝いを渡すと、エーコさんは「これはナシかも」と言いながら、シィさんが選んだ贈り物がランクインしている『残念な出産祝いランキング』という記事を見せてきたのです。ショックを受けるシィさんに対し、「ありがとうって言うのは簡単だけど、仲の良い友だちだからこそ今後のために正直に伝えた」と言うエーコさんですが……。
エーコさんの話を聞いて申し訳なく思ったシィさんが「別のプレゼントを用意するね」と伝えると、「私は使わないけど、他に欲しい人がいるかもしれないからもらっておく」と言うエーコさん。「それって、誰かにあげるとか、どこかで売るってこと!?」と、シィさんはまたしてもショックを受けます。
シィさんは、たとえもらった物が自分にハマらない物でも、相手には「うれしい」と伝える派。
価値観の違いかもしれないけれど、「もしかして私って、下に見られてる?」と悲しくなりました。
出産祝いにダメ出しを受けてから、何となくエーコさんと疎遠になってしまったシィさん。
そして、数年が経ち……。
疎遠になっていた友人から突然の連絡
シィさんは、結婚してしばらく経ってから、女の子を妊娠・出産しました。
そして、娘ちゃんに歯が生えたころ、虫歯にならないように家族みんなでチューすることを我慢しながらも、楽しく過ごしていたある日……。
久しぶりにエーコさんから連絡がありました。
贈った出産祝いにダメ出しをされてからは、片手で数えられるほどしか会っていません。
シィさんは、少し迷いましたが、お互いに子育てをしている今なら、対等に話せるかもしれないと思って、会ってみることにしたのでした。
苦手な人や、嫌なことがあった人でも、ある程度の時間が経つと、当時の嫌な気持ちが薄れていくことはありますよね。